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		<title>JES社長の  翻訳業界「徒然草」</title>
		<link>http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/</link>
		<description>技術翻訳会社 ジェスコーポレーション 社長が語る ”情報随筆”</description>
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    	<item rdf:about="http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-97.html">
		<link>http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-97.html</link>
		<title>嗚呼、日本の電機業界、自動車業界　決算動向</title>
		<description>2009年11月14日（土）の日経新聞の記事から。

</description>
		<content:encoded><![CDATA[ <span style="color:#009900">2009年11月14日（土）の日経新聞の記事から。
<br />
<br /><a href="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/20091116112829.gif" target="_blank"><img src="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/20091116112829.gif" alt="" border="0" /></a><br clear="all">
<br />
<br />今回の世界同時不況で一番ダメージを被った国は、米国でもなく、欧州でもなく、BRICsでもなく、まさに日本でした。
<br />
<br />その日本のなかで圧倒的なダメージを被った産業は「製造業」でした（もっとも儲け頭の製造業の業績悪化に引っ張られて「金融業」も悪化しましたが、それでも製造業ほど悪くはありません）。
<br />
<br />しかし、製造業の内訳をよく見てみるとその全てが悪いわけではありません。突出して悪い業種があるのです。
<br />
<br />その第一が「電気機器業界」、第二が「自動車・部品業界」、第三位が「鉄鋼業界」です。特に「電気機業界」の悪さは、他と比較しても目を覆わんばかりです。
<br />
<br />つまり日本の「電気機器業界」は、世界で最もダメージを被った産業だと言えます。
<br />
<br />アメリカのバブル個人消費を当てにした、北米輸出に偏りすぎた企業方針の“つけ”が一挙に噴出したと言わざるを得ないでしょう。
<br />
<br />来年3月期の決算予想では、他の産業が増益あるいは黒字転換を果たす中、「電気機器業界」だけは依然、巨額の赤字決算となる見通しです。
<br />
<br />韓国企業等、他の新興国企業の追い上げも激しいため、今後も苦戦は避けられません。
<br />
<br />欧州や韓国や台湾の企業に比べて日本は技術では決して負けてはいません。むしろ優秀な技術者の質と量では他国を凌駕しているはずです。それなのになぜ負けるのか？日本が今負けているのは、経営者の戦略だけでしょう。
<br />
<br />今こそ再び日本の電機業界に“技術立国日本”の灯を点す、戦略的経営者の出現を強く望んでやみません。
<br /></span>
<br /><a target="_blank" href="http://www.translator.jp/rank/vote.cgi?id=1"><img alt="翻訳ブログ人気ランキング参加中" border="0" src="http://translate.hp.infoseek.co.jp/banner3.gif" /></a> &larr;「翻訳ブログ」人気ランキング参加中！ ]]></content:encoded>
		<dc:subject>翻訳業界をとりまく環境</dc:subject>
		<dc:date>2009-11-16T11:28:44+09:00</dc:date>
		<dc:creator>丸山　均</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
	</item>
		<item rdf:about="http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-96.html">
		<link>http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-96.html</link>
		<title>電子部品　受注上向き　ＩＴ景気復調示す</title>
		<description>2009年10月8日の日本経済新聞の記事です。

「電子部品の受注が回復傾向にある。7〜9月の京セラや村田製作所などの受注額は4〜6月に比べ1〜2割増加し、2四半期連続でのプラスとなった。日本電産の出荷数は過去最高。電子部品は景気の先行指標とされ、世界のデジタル景気が昨秋以降の落ち込みから脱しつつある</description>
		<content:encoded><![CDATA[ <span style="color:#009900">2009年10月8日の日本経済新聞の記事です。</span>
<br />
<br />「電子部品の受注が回復傾向にある。7〜9月の京セラや村田製作所などの受注額は4〜6月に比べ1〜2割増加し、2四半期連続でのプラスとなった。日本電産の出荷数は過去最高。電子部品は景気の先行指標とされ、世界のデジタル景気が昨秋以降の落ち込みから脱しつつあることを示す。
<br />
<br />（中略）
<br />
<br />ただ先行きには不透明感が強い。日本経済新聞社が電子部品メーカーなど30社を対象にした『電子部品景況調査』では、10〜12月の景況感が『良くなる』と答えた企業は40％にとどまる。（後略）」
<br />
<br /><a href="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/20091008102600.gif" target="_blank"><img src="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/20091008102600.gif" alt="" border="0" /></a><br clear="all">
<br /></span><span style="color:#009900">
<br />
<br />この記事によると京セラ、ＴＤＫ、日本電産、村田製作所などの電子部品メーカーの7〜9月期の受注額は回復傾向にあるが、それは主に中国向けの受注が増えているからであって、依然日本や米国市場向けは前年同期を割り込んでいる、とのことです。
<br />
<br />また、半導体需要が多く見込めるパソコンに関して言えば、ネットブックと呼ばれる低価格ノートパソコンの市場が拡大しているほか、マイクロソフトの新ＯＳである、ウィンドウズ７の発売に備えて、メーカーが生産体制を拡充しているとのこです。
<br />
<br />ただ「Microsoftの次期OS発売を目前に米eWEEKが行った聞き取り調査の結果は、誰もがWindows 7を待ちわびているといった状況ではなかった。」（この記事の詳細はこちら → <a href="http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0910/07/news039.html" target="_blank" title="ITmedia News">ITmedia News</a>）という声も聞かれるので、マイクロソフトの新ＯＳが一挙に世界景気を盛り上げる、とはなかなか考えにくい状況です。
<br />
<br />日本の翻訳業界への影響という点で考えれば、世界のデジタル景気は最悪期は脱したが、先行きは不透明で、結局は米国の景気回復次第というごく平凡な答えに行き着いてしまいます。</span>
<br />
<br /><a target="_blank" href="http://www.translator.jp/rank/vote.cgi?id=1"><img alt="翻訳ブログ人気ランキング参加中" border="0" src="http://translate.hp.infoseek.co.jp/banner3.gif" /></a> &larr;「翻訳ブログ」人気ランキング参加中！ ]]></content:encoded>
		<dc:subject>翻訳業界をとりまく環境</dc:subject>
		<dc:date>2009-10-08T10:25:12+09:00</dc:date>
		<dc:creator>丸山　均</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
	</item>
		<item rdf:about="http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-95.html">
		<link>http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-95.html</link>
		<title>「対外直接投資」と翻訳業界</title>
		<description>2009年9月8日の日本経済新聞１面トップ記事からの抜粋です。

「中国での販売　日本抜く　製造業、依存高まる

自動車や建設機械の販売で日中逆転が起きている。日産自動車は1〜7月の中国での版台数が日本を抜き、建機ではコマツの2009年4〜6月の中国売上高が地域別のトップに</description>
		<content:encoded><![CDATA[ <span style="color:#009900">2009年9月8日の日本経済新聞１面トップ記事からの抜粋です。</span>
<br />
<br />「中国での販売　日本抜く　製造業、依存高まる
<br />
<br />自動車や建設機械の販売で日中逆転が起きている。日産自動車は1〜7月の中国での版台数が日本を抜き、建機ではコマツの2009年4〜6月の中国売上高が地域別のトップになった。大手メーカーは対外直接投資を米欧中心から中国など新興国に切り替えており、収益面でも対中依存は高まっている。日本を含む先進諸国が伸び悩むなか、中国が日本メーカーの最重要市場になってきた。」
<br />
<br /><a href="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/20090915161822.gif" target="_blank"><img src="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/20090915161822.gif" alt="" border="0" /></a><br clear="all">
<br /><a href="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/20090915161908.gif" target="_blank"><img src="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/20090915161908.gif" alt="" border="0" /></a><br clear="all"><span style="color:#009900">
<br />
<br />また、「対外直接投資」の意味についても同じ日の日経新聞に説明が出ていました（赤字は私がつけたもの）。</span>
<br />
<br />「国内企業が海外で実施する投資のこと。日本銀行の調査では日本の製造業による1〜3月の対外直接投資は<span style="color:#ff0000">米欧向けが激減。</span>7,848億円となり対前年同期比48％減少した。<span style="color:#ff0000">一方で対中国、対インド、対ブラジルは前年同期を上回った。</span>日本の製造業は投資先を中国など成長余力のある新興国に切り替えつつある。
<br />
<br />中国など新興国向け投資では、コスト圧縮や現地需要の獲得を狙った<span style="color:#ff0000">日本からの工場移転が目立つ。</span>もたつく先進諸国を尻目に景気回復が期待される新興国市場で、他社に先駆けて存在感を示せるかどうか。これが今後の成長力を左右するというコンセンサスが、日本企業の間にうまれつつある。」<span style="color:#009900">
<br />
<br />日本製造業の海外への工場移転に関しては、ブログ等で何回か指摘してきましたが、大変憂慮すべき問題です。今回の不況に円高が加わり多くのメーカーがその製造拠点を新興国へ移す準備を始めています。まさに「産業の空洞化」が加速していきます。
<br />
<br />さらにそれに追い討ちをかけるように今日本では「製造業への派遣禁止」を法制化する方向へ向かっています。「不況で首を切られた派遣社員がかわいそうだから、製造業への派遣を禁止すれば、きっとメーカーは派遣社員を正社員として雇うだろう」と。
<br />
<br />はたしてそうでしょうか？私はこの規制は「産業の空洞化」を助長させるだけだと考えています。
<br />
<br />ソフトブレーン創業者の宗文洲氏の説によると、「日本はいつのまにか江戸時代の身分制度に逆戻りした国家になってしまった。『士農工商』ならぬ４段階の身分制度、つまり『正社員、契約社員、パート社員、派遣社員』だ。」
<br />
<br />私も宗さんと同感ですが、派遣社員を規制する前にもっと日本の労働人口の流動化をはからねばなりません。つまりかつて明治政府が行ったように『士農工商』制度を廃止して下克上や転職がしやすい社会に変えていくのです。
<br />
<br />ただ現実的になって、冷静に海外事情を分析すれば、これからも企業のグローバル化は増えることはあっても減ることはないでしょうから、製造業の海外移転を憂えたって実はしかたがないのです。世界の大きな流れは止めようもないからです。
<br />
<br />このグローバル化の波そのものはわが翻訳業界にとって大変良いことなのですが、日本という国家そのものが弱体化してしまっては本も子もありません。
<br />
<br />かつて1970年代、経済低迷に苦しんだ米国は製造業に見切りをつけ、ソフトウェアやコンテンツ産業を重点的に育成し、金融・エネルギー・食料政策を重視して、かつ知的財産の徹底した保護を行いました。それにより「ジャパン・アズ・No.1」を引き摺り下ろす国家戦略を打ち立てたのです。
<br />
<br />グローバル化の波に乗り遅れたかつての「ものづくり大国」日本が、ただの「斜陽国家」に落ちぶれることのないよう、正しい方向へ舵をきって欲しいものです。
<br />
<br />具体的には、環境、エネルギー、農業等の“新しい産業”への国家ぐるみの重点投資と、いまやその公共投資の額で世界の三流国になりはててしまった国民教育への重点投資です。
<br />
<br /></span>
<br /><a target="_blank" href="http://www.translator.jp/rank/vote.cgi?id=1"><img alt="翻訳ブログ人気ランキング参加中" border="0" src="http://translate.hp.infoseek.co.jp/banner3.gif" /></a> &larr;「翻訳ブログ」人気ランキング参加中！ ]]></content:encoded>
		<dc:subject>翻訳業界をとりまく環境</dc:subject>
		<dc:date>2009-09-15T16:20:28+09:00</dc:date>
		<dc:creator>丸山　均</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
	</item>
		<item rdf:about="http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-94.html">
		<link>http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-94.html</link>
		<title>「世界のIT景気」と翻訳業界</title>
		<description>２００９年７月２５日（土）、日経新聞朝刊に「世界のIT景気 回復探る　ネットサービス堅調」というタイトルの記事が出ていました。下記はその中で使われていた表とグラフです。

「足元の業績にはばらつきはあるものの、（IT)業界内には『需要低迷の最悪期は脱した』との見方が広がりつつある」とあります。
</description>
		<content:encoded><![CDATA[ <span style="color:#009900">２００９年７月２５日（土）、日経新聞朝刊に「世界のIT景気 回復探る　ネットサービス堅調」というタイトルの記事が出ていました。下記はその中で使われていた表とグラフです。
<br />
<br />「足元の業績にはばらつきはあるものの、（IT)業界内には『需要低迷の最悪期は脱した』との見方が広がりつつある」とあります。</span>
<br />
<br />
<br /><a href="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/20090727095313.gif" target="_blank"><img src="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/20090727095313.gif" alt="2009年７月２５日　日経（１）" border="0" /></a><br clear="all">
<br />
<br /><a href="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/20090727095418.gif" target="_blank"><img src="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/20090727095418.gif" alt="2009年７月２５日　日経（2）" border="0" /></a><br clear="all"><span style="color:#009900">
<br />
<br />以下、日経の記事の中から一部抜粋して、わかりやすく編集してみました。</span>
<br />
<br />＜<span style="color:#ff0000">好調</span>　<strong>アップル</strong>＞
<br />高性能携帯iPhone（アイフォーン）で新たな市場を開拓したアップルは快走が続く。iPhone販売は7.3倍の521万台に増え、売上高が8％減ったパソコン事業の穴を埋めた。iPhone向けソフトは65,000種類に達し、ソフト開発業者と共存共栄する事業モデルも確立されつつある。
<br />
<br />＜<span style="color:#ff0000">好調</span>　<strong>アマゾン・ドット・コム</strong>＞
<br />ネット小売最大手のアマゾン・ドット・コムも売上高14％増と２けた増収。既存の小売各社が苦戦するなか、割安な価格や品ぞろえの豊富さが評価された。
<br />
<br />＜<span style="color:#ff0000">好調</span>　<strong>グーグル</strong>＞
<br />ネット広告分野ではグーグルの一人勝ちの様相だ。パソコン用基本ソフト（OS)への参入も表明、ネット広告を軸にした勢力の拡大を急ぐ。
<br />
<br />＜<span style="color:#0000ff">低調</span>　<strong>ヤフー</strong>＞
<br />3四半期連続の減収。
<br />
<br />＜<span style="color:#ff0000">好調</span>　<strong>インテル</strong>＞
<br />MPUの販売が伸びず売上高が前年同期比で15％減。ただ、「ネットブック」向けのMPU「アトム」関連売上高に限れば前期比65％増と大きく伸びた。
<br />
<br />＜<span style="color:#0000ff">低調</span>　<strong>マイクロソフト</strong>＞
<br />「ネットブック」の普及など市場環境の変化に対応が遅れ、パソコンやサーバー販売が振るわず、打撃を受けた。主力のパソコン用OS「ウィンドウズ」部門は売上高、営業利益とも3割減った。
<br />
<br />＜<span style="color:#ff0000">好調</span>　<strong>サムスン電子</strong>＞
<br />業績回復で先行するのが韓国勢。サムスン電子の営業利益は前年同期比5％増の2兆5,200億ウォンと<span style="color:990000">世界景気後退前の水準まで戻した</span>。販売価格上昇で液晶パネル部門と半導体部門の営業損益が黒字転換を果たした。
<br />
<br />IT業界では、需要低迷の底は打ったとの認識が広がり始めているが、<span style="color:#990000">回復の主役は個人</span>。
<br />
<br />米調査会社アイサプライは09年のパソコン出荷台数を前年同期比4％減と見込むが、個人利用が多いノートブック型は12％増を予想。
<br />
<br />一方で<span style="color:#990000">企業のIT投資は回復が遅れている</span>。<strong>IBM</strong>の4〜6月期も情報システムに使う高性能コンピュータなどハード部門は売上高が前年同期比26％減。顧客別売上高でも製造業や金融業向けは前年割れだった。
<br />
<br />＜以上、日経新聞の記事終わり＞
<br /><span style="color:#009900">
<br />さて、翻訳業界に対する影響ですが、IT関連企業が翻訳業界の重要なクライアントの一つであることはまちがいないので、その直接的な影響も徐々に現れてくるでしょう。
<br />
<br />しかし、「回復の主役は個人」であって、「企業のIT投資は回復が遅れいる」という点が問題です。特に製造業と金融業のIT投資額が増えないと、翻訳業界への波及効果も限定的とならざるを得ません。
<br />
<br />現在でも中国を中心とする途上国向けの輸出は、欧米向けに比べればまだ堅調なわけですが、重厚長大産業から発生するドキュメントの翻訳量はそう多くを期待できません。
<br />
<br />つまり、同じ金額の輸出であっても、IT関連分野と重厚長大産業とでは、そこから派生する翻訳の需要が圧倒的に違うからです。
<br />
<br />各国政府が積極的な減税と公共投資を行う
<br />→　世界各地で個人の財布のヒモが緩む
<br />→　お金が企業へ流れ、業績が好転する
<br />→　企業が設備投資を積極的に行う
<br />→　大量生産の効果が生まれ、価格が安くなる
<br />→　安くなった物品をさらに個人が購入する
<br />→　ますます企業業績が好転する・・・
<br />
<br />経済学の単純な理屈はこうなります。しかし、全てのメカニズムが複雑化した現代社会では、なかなか理屈どおりには動きません。
<br />
<br />「翻訳業界サバイバルゲーム」の時間はまだちょと続きそうですが、おそらくあと1年くらいが勝負の分かれ目となるでしょう。「山高ければ谷深し、谷深ければ山高し」です。21世紀初めに現れた、「世界的超バブル経済」の谷は深く、長くなりますが、上昇した時の景色はまた今世紀最高の「絶景」となるのは間違いありません。</span>
<br />
<br /><a target="_blank" href="http://www.translator.jp/rank/vote.cgi?id=1"><img alt="翻訳ブログ人気ランキング参加中" border="0" src="http://translate.hp.infoseek.co.jp/banner3.gif" /></a> &larr;「翻訳ブログ」人気ランキング参加中！ ]]></content:encoded>
		<dc:subject>翻訳業界をとりまく環境</dc:subject>
		<dc:date>2009-07-27T09:51:49+09:00</dc:date>
		<dc:creator>丸山　均</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
	</item>
		<item rdf:about="http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-93.html">
		<link>http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-93.html</link>
		<title>変わる「世界の利益地図」と翻訳業界</title>
		<description>2009年5月20日の日本経済新聞の特集記事に「企業収益回復の条件(中）、変わる世界の利益地図　雪崩うち新興国シフト」があります。下記のグラフと文章はその日経新聞の記事から引用したものです。 

</description>
		<content:encoded><![CDATA[ <span style="color:#009900">2009年5月20日の日本経済新聞の特集記事に「企業収益回復の条件(中）、変わる世界の利益地図　雪崩うち新興国シフト」があります。下記のグラフと文章はその日経新聞の記事から引用したものです。 </span>
<br />
<br /><a target="_blank" href="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/20090520105832.gif"><img alt="" border="0" src="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/20090520105832.gif" /></a><br clear="all" />
<br />
<br />＜以下、日経新聞の記事＞ 
<br />
<br />（前略） 
<br />「世界の利益地図」が大きく変わろうとしている。これまで成長を続けてきた欧米が大きく落ち込み、<span style="COLOR: #ff0000">新興国の需要が企業収益を支える</span>構図が鮮明になってきたからだ。 
<br />
<br />日本の主要輸出企業30社を分析すると、2009年3月期に欧米で稼いだ売上高は43兆円と22％減少した。<span style="COLOR: #ff0000">「欧米の不振が本格化するのはこれから」</span>（スズキの鈴木修会長兼社長）とも言われ、今期も大きく落ち込む懸念がある。 
<br />
<br />一方、新興国は底堅さが目立つ。同じ30社のアジア・オセアニアの売上高は26兆円（10％減）。全体の売上高に占める割合は23.1％に上昇し、欧州の15.5％、米州の22.7％を上回った。<span style="COLOR: #ff0000"> 
<br />
<br />典型はホンダの決算。</span>2009年3月期にアジアなど新興国で2,400億円近い営業利益をあげた。中国が大半を占める持ち分法利益も加えると、<span style="COLOR: #ff0000">新興国で稼いだ実質的な利益は3,000億円にのぼる。</span> 
<br />
<br />これに対して（ホンダが日本であげた損益は）輸出不振や円高で1,616億円の営業赤字。北米と欧州は黒字だが、合計で900億円にすぎない。<span style="COLOR: #ff0000"> 
<br />
<br />「中国、アジアでどれだけ稼げるかが勝負の分かれ目」</span>（コマツの野路国夫社長）―――　収益地図の激変を映し、今期は新興国シフトが一段と鮮明になる。 
<br />
<br />ブリジストンは<span style="COLOR: #ff0000">｢中長期的には中国が最も成長する」</span>（高橋康紀執行役員）と判断、約100億円を投じ中国でタイヤの生産能力を1.5倍へ高める。日米欧の乗用車向け投資は減らすが、中国向けは増やす見通しだ。<span style="COLOR: #ff0000"> 
<br />
<br />中東に商機を見い出す</span>動きもある。ユニ・チャームは昨年、サウジアラビアで生産能力を拡大。高機能の紙おむつや生理用品を拡販し、同国の事業は今期も増収増益を見込む。 
<br />
<br />＜以上、日経新聞の記事終わり＞ 
<br />
<br /><font color="#009900">実際に財務省の貿易統計から、数字を拾ってきて下記に表にしてみました。2009年3月のデータですから、現在入手できる最新の情報です。 
<br />
<br /><span style="COLOR: #009900"><table cellspacing="2" cellpadding="2" width="450" summary="" border="1"><caption><strong>地域（国）別輸出入 
<br /></strong><font size="2">2009年3月　（単位：百万円、％）</font></caption><tbody><tr><td>&nbsp;</td><td colspan="2"><p align="center">&nbsp;<strong>&nbsp;輸　 出</strong></p></td><td colspan="2"><p align="center">&nbsp;&nbsp;<strong>輸　 入</strong></p></td></tr><tr><td><p align="center">&nbsp;地　 域</p></td><td><p align="center">価　　額&nbsp;</p></td><td><p align="center">伸　率</p></td><td><p align="center">価　額</p></td><td><p align="center">伸　率</p></td></tr><tr><td><p align="center"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ffff99">&nbsp;アジア</font></p></td><td><p align="right"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ffff99">&nbsp;2,211,824</font></p></td><td><p align="right"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ffff99">&nbsp;-39.4</font></p></td><td><p align="right"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ffff99">&nbsp;&nbsp;1,884,510</font></p></td><td><p align="right"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ffff99">&nbsp;-30.2</font></p></td></tr><tr><td><p align="right"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ff99cc">（内：中国）</font></p></td><td><p align="right"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ff99cc">789,788</font></p></td><td><p align="right"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ff99cc">-31.6</font></p></td><td><p align="right"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ff99cc">965,446</font></p></td><td><p align="right"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ff99cc">-20.7</font></p></td></tr><tr><td><p align="center">&nbsp;大洋州</p></td><td><p align="right">&nbsp;101,019</p></td><td><p align="right">-53.8</p></td><td><p align="right">297,937</p></td><td><p align="right">-12.0</p></td></tr><tr><td><p align="center">&nbsp;<font style="BACKGROUND-COLOR: #ccffcc">北　 米</font></p></td><td><p align="right"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ccffcc">&nbsp;722,513</font></p></td><td><p align="right"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ccffcc">-51.2</font></p></td><td><p align="right"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ccffcc">582,988</font></p></td><td><p align="right"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ccffcc">-27.6</font></p></td></tr><tr><td><p align="right"><font style="BACKGROUND-COLOR: #99ccff">（内：米国）</font></p></td><td><p align="right"><font style="BACKGROUND-COLOR: #99ccff">665,655</font></p></td><td><p align="right"><font style="BACKGROUND-COLOR: #99ccff">-51.4</font></p></td><td><p align="right"><font style="BACKGROUND-COLOR: #99ccff">511,741</font></p></td><td><p align="right"><font style="BACKGROUND-COLOR: #99ccff">-27.5</font></p></td></tr><tr><td><p align="center">&nbsp;中南米</p></td><td><p align="right">&nbsp;277,955</p></td><td><p align="right">-36.0</p></td><td><p align="right">130,534</p></td><td><p align="right">-43.6</p></td></tr><tr><td><p align="center"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ccffff">&nbsp;西 　欧</font></p></td><td><p align="right"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ccffff">&nbsp;569,143</font></p></td><td><p align="right"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ccffff">&nbsp;-51.8</font></p></td><td><p align="right"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ccffff">&nbsp;526,894</font></p></td><td><p align="right"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ccffff">&nbsp;-31.5</font></p></td></tr><tr><td><p align="right"><font style="BACKGROUND-COLOR: #cc99ff">(内：EU）</font></p></td><td><p align="right"><font style="BACKGROUND-COLOR: #cc99ff">515,739</font></p></td><td><p align="right"><font style="BACKGROUND-COLOR: #cc99ff">-56.1</font></p></td><td><p align="right"><font style="BACKGROUND-COLOR: #cc99ff">469,178</font></p></td><td><p align="right"><font style="BACKGROUND-COLOR: #cc99ff">-32.8</font></p></td></tr><tr><td><p align="center">&nbsp;中東欧・ロシア等</p></td><td><p align="right">&nbsp;65,367</p></td><td><p align="right">-75.9</p></td><td><p align="right">66,518</p></td><td><p align="right">-52.8</p></td></tr><tr><td><p align="center">&nbsp;中　 東</p></td><td><p align="right">&nbsp;161,320</p></td><td><p align="right">-49.6</p></td><td><p align="right">606,846</p></td><td><p align="right">-57.8</p></td></tr><tr><td><p align="center">&nbsp;アフリカ</p></td><td><p align="right">&nbsp;74,637</p></td><td><p align="right">-38.8</p></td><td><p align="right">77,152</p></td><td><p align="right">-52.6</p></td></tr><tr><td><p align="center">&nbsp;総　 額</p></td><td><p align="right">&nbsp;4,183,777</p></td><td><p align="right">&nbsp;-45.5</p></td><td><p align="right">&nbsp;4,173,448</p></td><td><p align="right">-36.6</p></td></tr></tbody></table>
<br />
<br />日本の全輸出の53％がアジア向けで、全輸入の45％がアジアからです。改めて日本の貿易相手国としてのアジアの存在に驚かされます。
<br />
<br />現在（2009年5月20日）、「新型インフルエンザ」で日本は大騒ぎしていますが、私は、現時点においては、そう大騒ぎするべき問題ではないと考えています。むしろこれは日本政府が民衆の不満をかわすため、政策的にミニパニックを作り上げて利用している（ちょっとうがった見方で恐縮ですが）とさえ考えています。
<br />
<br />なぜなら、現時点においては、まだ東南アジアに「新型インフルエンザ」はほとんど発生していないからです。
<br />
<br />これが東南アジアにしっかり定着し、冬を向かえ、強毒性の「鳥インフルエンザ」と結合した新ウイルスが発生したら問題は大きくなるでしょう。
<br />
<br />それこそアジア貿易はストップし、翻訳業界にもより深刻な打撃を与えかねません。
<br />
<br />うがった見方のついでですが、今回メキシコで発生した「豚インフルエンザ」は、不況克服のため、欧米系の製薬会社が意図的にウイルスを作って流した、という説さえ流れています。
<br />
<br />現在ウイルスのワクチンというのは製薬会社の重要な”知的財産”として、強力に保護されているため、発展途上国には決して行きわたらないそうです。従って未だに「鳥インフルエンザ」のワクチンはまったく数が足りません。
<br />
<br />そこへ「鳥+豚インフルエンザ」が発生したらどうなるでしょうか？製薬会社は大喜びでしょう、・・・などと不謹慎なことを言ってはいけませんが、金儲けのために決して情報公開をしない一部の欧米系超大手製薬会社の姿勢には、いつも疑問を感じています。
<br />
<br /></span></font>
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		<dc:subject>翻訳業界をとりまく環境</dc:subject>
		<dc:date>2009-05-20T10:59:10+09:00</dc:date>
		<dc:creator>丸山　均</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
	</item>
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		<title>「国内工場閉鎖」と翻訳業界</title>
		<description>2009年4月18日（土）、日経新聞1面トップ記事です。


</description>
		<content:encoded><![CDATA[ <span style="color:#009900"></span><span style="color:#009900">2009年4月18日（土）、日経新聞1面トップ記事です。</span>
<br />
<br />
<br /><a href="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/20090422094201.gif" target="_blank"><img src="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/20090422094201.gif" alt="" border="0" /></a><br clear="all">
<br /><a href="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/20090422094209.gif" target="_blank"><img src="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/20090422094209.gif" alt="" border="0" /></a><br clear="all">
<br />
<br />（以下、記事からの引用）
<br />
<br />「2008年度に国内工場の閉鎖を公表した大手企業を日本経済新聞が独自集計したところ、下期は計110ヶ所で上期の28ヶ所に比べ大幅に増えた。このうち2009年1月-3月は94ヶ所と全体の7割を占め、閉鎖の勢いは増している。
<br />
<br />（中　略）
<br />
<br />各社とも今後景気が回復し為替が円安に振れても、国内需要は大きな伸びが期待できないと判断。短期間で設備過剰を解消するとととに、<span style="color:#ff0000">海外の成長市場に経営資源をシフトすることで、景気回復時に世界で一気に攻勢をかけられるよう事業構造を転換する。</span>
<br />
<br />（中　略）
<br />
<br />未曾有の不況に直面し、今回は<span style="color:#ff0000">『過去に例のないほど短期間にあらゆる業種が閉鎖を決めている』</span>（ニッセイ基礎研究所の百嶋徹主任研究員）。
<br />
<br />（中　略）
<br />
<br />日本の製造業は主要製品を国内で開発・生産し、世界に輸出して事業を拡大してきた。<span style="color:#ff0000">国内市場が成熟する中、新興国を中心とする海外市場の開拓が収益力を左右するようになり、事業戦略の見直しを迫られている。</span>
<br />
<br />シャープは工場閉鎖はしないが、『液晶パネルや太陽電池は日本から世界へ輸出する事業モデルを変える』（片山幹雄社長）。<span style="color:#ff0000">国内生産を基本としてきた先端製品も現地企業と組み海外で生産・販売する方針だ。</span>」
<br />
<br />（以上で記事は終わり）<span style="color:#009900">
<br />
<br />さて、リーマンショック以後、「派遣切り」を中心とする製造業の従業員削減策をマスコミが痛烈に批判するのを見ていて、私は以下のような心配をしていました。
<br />
<br />「日本の製造業が日本国内で従業員を雇うことに嫌気が差し、どんどん国外脱出を試み、やがて産業の空洞化が加速していく・・・・・」
<br />
<br />まさに私が恐れていたことが現実のものとなってきました。
<br />
<br />さて、この現象がわが翻訳業界の今後にどのような影響を与えるのか考えてみました。
<br />
<br />1.　近いうちに、工場移転に伴う膨大な文書（技術標準関連文書が中心）の翻訳需要が発生する。
<br />
<br />2.　今後も引き続き開発・設計は日本国内で行われるため、コアとなる新技術の翻訳需要は、増えることはあっても減ることはない。
<br />
<br />3.　新興国の現地企業と組み、生産・販売する日本企業が増えるので、機器の取扱説明書の類は、現地で翻訳、執筆される割合が増え、日本国内での翻訳需要は減少する可能性がある。
<br />
<br />4.　新興国で作った製品を現地で販売あるいは他国へ輸出する（たとえば中国やベトナムやタイ、あるいは旧東欧諸国で生産し、米国や欧州へ輸出する）割合が一層増えるため、日本国内で英語へ翻訳した文書を現地で多国語化する傾向が増す。
<br />
<br />5.　日本製造業の空洞化は加速し、知的財産戦略とグローバル化戦略に成功した製造業のみが生き残る。したがってその企業戦略に耐えうる翻訳事業者のみが必要とされる。
<br />
<br />いずれにせよ、今世界の製造業地図は大きく塗り替えられようとしています。頼れるのは日本人の頭と心の中にある”技術者魂”だけなのですが、やっぱり”大和魂”だけでは勝てません。</span>
<br />
<br />
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		<dc:subject>翻訳業界をとりまく環境</dc:subject>
		<dc:date>2009-04-22T09:43:59+09:00</dc:date>
		<dc:creator>丸山　均</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
	</item>
		<item rdf:about="http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-91.html">
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		<title>世界貿易量９％減　戦後最大の下落　WTOの09年の予測</title>
		<description>まずは、2009年3月24日の朝日新聞の記事から。

「世界貿易機関（ＷＴＯ）は２３日、０９年の世界の貿易量が実質ベースで前年比約９％減となり</description>
		<content:encoded><![CDATA[ <span style="color:#009900">まずは、2009年3月24日の<strong>朝日新聞の記事</strong>から。</span>
<br />
<br />「世界貿易機関（ＷＴＯ）は２３日、<span style="color:#ff0000"><span style="color:#990000"></span>０９年の世界の貿易量が実質ベースで前年比約９％減となり、第２次世界大戦後で最大の落ち込みになる</span>との見通しを発表した。昨年秋の金融危機の深まりで世界各地の経済が一斉に減速したため。世界貿易は過去約３０年間一貫して拡大してきたが、０９年は一転する」<span style="color:#009900">
<br />
<br />詳しくは、　<a href="http://www.asahi.com/business/update/0324/TKY200903240146.html" target="_blank" title="asahi.com">asahi.com</a>　をご覧ください。
<br />
<br />上記の記事の元になった<a href="http://www.wto.org/english/news_e/pres09_e/pr554_e.htm" target="_blank" title="WTOのレポートはこちら">WTOのレポートはこちら</a>です。
<br />
<br />続いては、　<strong>ドイツ証券チーフエコノミスト、松岡幹裕氏の「米大恐慌と現在の日本の相違点と類似点」</strong>　を下記に紹介します。</span>
<br />
<br />「99％の読者やエコノミストは、1929年以降の米国大恐慌と現在の日本を比較するのは、ナンセンスだと考えるであろう。しかし、<span style="color:#ff0000">現在の日本における鉱工業生産の低下幅とスピードは、1929年の米国のそれを上回っている。</span>両者の間には、さまざまな制度的な差異が存在するにもかかわらず、鉱工業生産で計測した日本の景気悪化のスピードや幅が当時の米国よりも深刻だという事実は、われわれが気づかない両者の類似点の存在を示唆している。
<br />
<br />大恐慌時の米国を上回る景気悪化のスピード
<br />
<br />図表１は、現在の日本と大恐慌時の米国の鉱工業生産について、ピーク月（米国は1929年６月、日本は2008年２月）をそれぞれ100とする指数で表し、横軸もピーク月を基準にそろえて示したものだ。日本の鉱工業生産はピークから11カ月後に31.0％低下したのに対し、当時の米鉱工業生産のピークから11カ月間の低下幅は18.6％であり、現在の日本は大恐慌時の米国の低下ペースを上回る悪化を示している」
<br />
<br /><a href="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/090319_1[1].gif" target="_blank"><img src="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/090319_1[1].gif" alt="" border="0"></a><br clear="all"><span style="color:#009900">
<br />
<br />ながい論文なので、以下は省略しますが、最後に松岡幹裕氏は、こう結んでいます。</span>
<br />
<br />「<span style="color:#ff0000">これらを考えると、筆者は、現在の経済体制や経済思想が1920〜30年代と全く異なると断じるには、不安を感じるのである</span>」<span style="color:#009900">
<br />
<br />詳細は、「<a href="http://bizplus.nikkei.co.jp/keiki/body.cfm?i=20090317kk000kk&amp;p=1" target="_blank" title="BizPlus:景気を語るこの指標">BizPlus:景気を語るこの指標</a>」をご覧ください。
<br />
<br />最後に、NIKKEI NET の記事を紹介します。<strong></span>
<br />
<br />”世界経済「2010年末までに回復」　ＯＥＣＤ経済政策委 ”</strong>
<br />
<br />「経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）は緊急の経済政策委員会を開き、各国の景気対策の効果などから、2010年末までには世界経済が回復に向かうとの認識をまとめた。各国に求められる対策はそれぞれ異なっているが、迅速な政策実施が有効だとの考えで一致した。ＯＥＣＤは今回の議論をもとに世界経済見通し（エコノミック・アウトルック）を作成し、31日に公表する」<a href="http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090325AT2M2400424032009.html" target="_blank" title="この記事の詳細はこちら。">
<br />
<br />この記事の詳細はこちら。</a><span style="color:#009900">
<br />
<br />上記の3つの記事を簡単にまとめるとこうなります。
<br />
<br />1.　2009年の世界の貿易量は戦後最悪の落ち込みとなる（WTO)。
<br />
<br />2.　日本経済が世界大恐慌時のような深刻な状況に陥る可能性も完全には否定できない(松岡幹裕氏)。
<br />
<br />3.　2010年末までには世界経済は回復に向かう（OECD)。
<br />
<br />「2010年末までには回復に向かう」ということは、少なくとも2010年末頃までは底に落ちていくということです。そこからＶ字回復できるかどうかは、日本を含めた主要国の政策によるのでしょう。
<br />
<br />いずれにせよ、日本の翻訳業界にとっては、まだしばらくの間「冬の時代」が続きそうです。</span>
<br />
<br />
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		<dc:subject>翻訳業界をとりまく環境</dc:subject>
		<dc:date>2009-03-25T10:01:22+09:00</dc:date>
		<dc:creator>丸山　均</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
	</item>
		<item rdf:about="http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-90.html">
		<link>http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-90.html</link>
		<title>「輸出と成長率」と翻訳業界</title>
		<description>日本経済新聞の2009年2月14日の朝刊からデータを拾って、下記に表を作ってみました。 

「2008年10月〜12月期の実質国内総生産（GDP)は、前期比年率で10％前後のマイナスと、第一次石油危機以来約34年ぶりの大幅な落ち込みになる見通しとなった」とあります。輸出の落ち込みが突出していることが、この数字をみて</description>
		<content:encoded><![CDATA[ <span style="color:#009900">日本経済新聞の2009年2月14日の朝刊からデータを拾って、下記に表を作ってみました。 
<br />
<br />「2008年10月〜12月期の実質国内総生産（GDP)は、前期比年率で10％前後のマイナスと、第一次石油危機以来約34年ぶりの大幅な落ち込みになる見通しとなった」とあります。輸出の落ち込みが突出していることが、この数字をみてもよくわかります。 </span>
<br />
<br />
<br /><table cellspacing="3" cellpadding="3" width="200" summary="" border="1"><caption><font size="2"><strong>08年10-12月期　GDP 
<br />民間28社予測平均</strong></font></caption><tbody><tr><td><p align="left">実質GDP</p></td><td><p align="right">▲3.0 %</p></td></tr><tr><td><p align="left">＊<font color="#ff0000">前期比年率</font></p></td><td><p align="right"><font color="#ff0000">▲11.7 %</font></p></td></tr><tr><td><p align="right">個人消費</p></td><td><p align="right">▲0.6 %</p></td></tr><tr><td><p align="right">&nbsp;住宅投資</p></td><td><p align="right">&nbsp;0.7 %</p></td></tr><tr><td><p align="right">&nbsp;設備投資</p></td><td><p align="right">&nbsp;▲4.8 %</p></td></tr><tr><td><p align="right">&nbsp;公共投資</p></td><td><p align="right">&nbsp;0.6 %</p></td></tr><tr><td><p align="right">&nbsp;<font color="#ff0000">輸出</font></p></td><td><p align="right">&nbsp;<font color="#ff0000">▲13.4 %</font></p></td></tr><tr><td><p align="right">&nbsp;輸入</p></td><td><p align="right">&nbsp;0.0 %</p></td></tr><tr><td>&nbsp;内需寄与度</td><td><p align="right">&nbsp;▲0.8 %</p></td></tr><tr><td>&nbsp;外需寄与度</td><td><p align="right">&nbsp;▲2.2 %</p></td></tr><tr><td>&nbsp;名目GDP</td><td><p align="right">&nbsp;▲2.0 %</p></td></tr></tbody></table><table cellspacing="1" cellpadding="1" width="200" summary="" border="1"><tbody><tr><td>(注）前期比増減率％、▲はマイナス。＊印の実質GDP前期比年率は29社平均。内外需の寄与度はポイント</td></tr></tbody></table><span style="color:#009900">
<br />
<br />さて、同じく日経新聞から拾ってきた数字をもとに下記に表を作成してみました。</span> 
<br />
<br />
<br /><table cellspacing="3" cellpadding="3" width="450" summary="" border="1"><caption><font size="2"><strong>上場企業の主要業種別連結業績動向 
<br /></strong>（単位：億円、カッコ内は前年同期比増減率％、▲は損失または減少、 
<br />−は比較できず。2009年<font color="#ff0000">3月期通期予想</font>）</font></caption><tbody><tr><td><p align="center"><font size="1">&nbsp;業種名</font></p></td><td><p align="center"><font size="1">&nbsp;社数</font></p></td><td><p align="center"><font size="1">売上高&nbsp;</font></p></td><td><p align="center"><font size="1">経常損益&nbsp;</font></p></td><td><p align="center"><font size="2"><font size="1">最終損益</font>&nbsp;</font></p></td></tr><tr><td><font size="1">&nbsp;機　　械</font></td><td><p align="right"><font size="1">&nbsp;150</font></p></td><td><p align="right"><font size="1">226,214(▲8.5)</font></p></td><td><p align="right"><font size="1">8,977(▲53.6)&nbsp;</font></p></td><td><p align="right"><font size="1">2,639(▲77.2)&nbsp;</font></p></td></tr><tr><td><font size="3">&nbsp;<font size="1">電気機器</font></font></td><td><p align="right"><font size="1">152</font></p></td><td><p align="right"><font size="1">&nbsp;712,289<font color="#ff0000">(▲13.6)</font></font></p></td><td><p align="right"><font size="1"><font color="#ff0000">&nbsp;▲11,553</font>( −)</font></p></td><td><p align="right"><font size="1"><font color="#ff0000">&nbsp;▲23,400</font>( −)</font></p></td></tr><tr><td><font size="1">&nbsp;自動車・部品</font></td><td><p align="right"><font size="1">&nbsp;54</font></p></td><td><p align="right"><font size="1">589,223<font color="#ff0000">(▲19.3)</font></font></p></td><td><p align="right"><font size="1"><font color="#ff0000">▲4,899</font>(−)</font></p></td><td><p align="right"><font size="1"><font color="#ff0000">&nbsp;▲7,302</font>(−)</font></p></td></tr><tr><td><font size="1">&nbsp;精密機器</font></td><td><p align="right"><font size="1">&nbsp;31</font></p></td><td><p align="right"><font size="1">&nbsp;73,839(▲8.4)</font></p></td><td><p align="right"><font size="1">&nbsp;2,938(▲62.8)</font></p></td><td><p align="right"><font size="1">&nbsp;576(▲88.5)</font></p></td></tr><tr><td><p align="center"><font size="1">&nbsp;：</font></p></td><td><p align="center"><font size="1">&nbsp;：</font></p></td><td><p align="center"><font size="1">&nbsp;：</font></p></td><td><p align="center"><font size="1">&nbsp;：</font></p></td><td><p align="center"><font size="1">&nbsp;：</font></p></td></tr><tr><td><font size="1">&nbsp;<font style="BACKGROUND-COLOR: #ccffff">製造業合計</font></font></td><td><p align="right"><font size="1">&nbsp;945</font></p></td><td><p align="right"><font size="1">2,920,062(▲&nbsp;10.0)</font></p></td><td><p align="right"><font size="1">37,328(&nbsp;▲82.8)</font></p></td><td><p align="right"><font size="1">&nbsp;▲8,418(−)</font></p></td></tr><tr><td><font size="3">&nbsp;<font style="BACKGROUND-COLOR: #ffcc99" size="1">非製造業合計</font></font></td><td><p align="right"><font size="1">&nbsp;658</font></p></td><td><p align="right"><font size="1">&nbsp;1,977,308(▲0.1)</font></p></td><td><p align="right"><font size="1">&nbsp;90,239(▲24.3)</font></p></td><td><font size="1">&nbsp;42,523(▲31.7)</font></td></tr><tr><td><font size="1">&nbsp;<font style="BACKGROUND-COLOR: #ffff99">全産業合計</font></font></td><td><p align="right"><font size="1">&nbsp;1,603</font></p></td><td><p align="right"><font size="1">&nbsp;4,897,370(▲6.3)</font></p></td><td><p align="right"><font size="1">&nbsp;127,567(▲62.1)</font></p></td><td><font size="1">&nbsp;24,105(▲87.2)</font></td></tr></tbody></table><table cellspacing="1" cellpadding="1" width="450" summary="" border="1"><tbody><tr><td>1. 金融を含む全産業合計の最終損益は、22,005(▲90.0)となる。 
<br />2. 対象は全国上場企業の3月本決算会社。決算期変更会社、新興3市場上場会社、親会社が上場している上場子会社を除く。連結決算を作成していない企業は単独決算で集計</td></tr></tbody></table><span style="color:#009900">
<br />
<br />上場企業の業種別の業績予想ですが、「電気機器」と「自動車・部品」が突出して悪いということが、この数字からもよくわかります。特にこの2つの業種だけで製造業売上合計の45％近くを占めていることもあり、製造業全体の業績を大きく悪化させています。またこの<font color="#ff0000">2業種の最終損益の赤字だけで3兆円をはるかに超えている</font>わけですから、製造業全体の最終損益が赤字になっている理由もわかります。 
<br />
<br />&nbsp; 日経新聞によると「4月〜12月期で増益は鉱業と通信の二業種のみ。上場企業全体が最終赤字に転落したITバブル崩壊時の2002年3月期には、自動車や医薬品など8業種が増益だった」とあります。 
<br />
<br />長い間ハイテク技術日本の象徴であった電機産業、自動車産業は、また輸出の花形でもあり、貿易黒字の稼ぎ頭でもありました。その両方が今回極端に業績を悪化させています。このようなことが過去にあったでしょうか？ 
<br />
<br />終戦直後を除けば、日本の花形産業である電機業界、自動車業界の全ての企業が同時にここまで極端な危機に直面したことは未だかつてなかったでしょう。あの第一時石油危機のときでさえ、電機業界のなかのコンピュータメーカーは、逆に特需に沸いたそうです。つまり企業の合理化で人員削減をした代わりにコンピュータ投資が国内外で積極的に行なわれたというわけです。 
<br />
<br />またそのときに日本の自動車業界は、原油価格の高騰という追い風により小型車の売上を伸ばし、現在の礎を築いたのです。 
<br />
<br />輸出の花形が瀕死の重症を負っているということは、われわれ翻訳業界にとっても大変由々しき問題です。 
<br />
<br />かつてのバブル崩壊の時は、まだ外国は景気が良かったため、輸出で稼ぐことができましたが、今回は国内も国外も経済を悪化させているため、本格的な景気回復までにはかなりの年月が必要でしょう。 私たち翻訳業界にも相当な覚悟が必要です。</span>
<br />
<br />
<br /><a target="_blank" href="http://www.translator.jp/rank/vote.cgi?id=1"><img alt="翻訳ブログ人気ランキング参加中" border="0" src="http://translate.hp.infoseek.co.jp/banner3.gif" /></a> &larr;「翻訳ブログ」人気ランキング参加中！ ]]></content:encoded>
		<dc:subject>輸出と成長率と翻訳業界</dc:subject>
		<dc:date>2009-02-14T13:33:12+09:00</dc:date>
		<dc:creator>丸山　均</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
	</item>
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		<title>「緊急融資」と翻訳業界</title>
		<description>2008年12月5日、中小企業庁は「緊急保証制度」の対象業種の中に「翻訳業」を加えました。以下は中小企業庁のサイト内の記述です。

【10月31日から開始しました「緊急保証制度」については、11月14日に73業種を追加し、現在、618業種を対象に</description>
		<content:encoded><![CDATA[ <span style="color:#009900">2008年12月5日、中小企業庁は「緊急保証制度」の対象業種の中に「翻訳業」を加えました。以下は中小企業庁のサイト内の記述です。</span><span style="color:#990000">
<br />
<br />【10月31日から開始しました「緊急保証制度」については、11月14日に73業種を追加し、現在、618業種を対象に実施しているところでありますが、最近の景況悪化や中小・小規模企業の年末資金繰り対応等を踏まえ、電子部品製造業、理美容業、ビルメンテナンス業など80業種を追加指定することとなりました。 
<br />
<br />この結果、対象業種は全体で698業種となります。
<br />
<br />追加指定業種は12月10日から本保証制度の対象となります。
<br />
<br />対象業種の中小・小規模事業は、金融機関から融資を受ける際に一般保証とは別枠で、無担保保証で最大8,000万円、普通保証で最大2億円まで信用保証協会の100％保証を受けることが出来ます。】</span><span style="color:#009900">
<br />
<br />とあります。詳しくは下記。
<br />→　<a href="http://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/081205KinkyuuHoshouGyoushu.htm" target="_blank" title="http://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/081205KinkyuuHoshouGyoushu.htm">http://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/081205KinkyuuHoshouGyoushu.htm</a>
<br />
<br />正直言って、私はこの「緊急保証制度の対象業種拡大」の中に「翻訳業」を加えることには反対です。
<br />
<br />会社経営に「資金の確保」が重要であることは今更言うまでもありません。たとえば、小売業・卸売業などはその典型例で、粗利益額に対し、動かすお金（仕入と売上）が巨額になるため、不測の事態に備え、常に余裕を持って資金の確保をしておく必要があります。
<br />
<br />また、装置産業とも言える製造業であれば、最初に多額の設備投資をしてから、長期間にわたって投資額を回収していく必要があります。そのため、常に多めに運転資金を確保しておかねばなりません。
<br />
<br />しかし、「翻訳業」はどうでしょうか？
<br />
<br />翻訳業に巨額の仕入や設備投資が必要でしょうか？
<br />
<br />なぜ、今回のような8,000万円だ、2億円だ、というようなお金が必要になるのでしょう。しかも、一般保証とは別枠ということですから、通常の設備投資資金や運転資金とは別に特別融資を受けると言うわけです。
<br />
<br />創業間もない「翻訳会社」であれば、途中で資金が枯渇してしまうケースも出てくるでしょう。また、たとえ歴史のある会社であったとしても、経済の激変により一時的に資金ショートする場合もあり得るかもしれません。
<br />
<br />しかし、その会社が本当に「翻訳会社」なのであれば、一般の保証枠の中で十分に資金を確保できるはずです。
<br />
<br />もしそれがカバーできないのだとすると、それは現在の経営の「何かが間違っている」からだと思います。
<br />
<br />「借金」とは「もらったお金」ではなく、金利や保証料を上乗せして「必ず返さなければならないお金」のことです。すこし厳しい言い方をすると翻訳会社にとって「借金」は「麻薬」であるとも言えます。
<br />
<br />今回のこの「緊急保証制度」の業種の中に「翻訳業」を入れるか入れないかについては、経済産業省から社団法人日本翻訳連盟（JTF）に問い合わせが来ました。
<br />
<br />私もJTFの理事として、理事会では「翻訳業」を対象に入れることには反対の立場を表明しようと考えていたのですが、一部の会員企業から事務局宛に、実施に向けての強い要望が出ている、ということもあり、私としては黙認することにいたしました。
<br />
<br />人それぞれ価値観が違いますが、もし今回の「緊急保証制度」を使って、新たな融資を受けようとしている「翻訳会社」の経営者の方がいるとしたら、私はこう申し上げたいと思っています。
<br />
<br />「“麻薬患者”に“麻薬”を打てば、今はよくても数年先は地獄です。会社を健全に回復させるために、“今何をすべきか”をもう一度冷静に考え、信念に基づき果敢に実行してください」・・・と。
<br />
<br />しつこいようですが最後にもう一言、結論です。
<br />
<br />「“翻訳会社”が“翻訳会社”であるかぎり、決して借金をしてはいけません」。</span>
<br />
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		<dc:subject>緊急融資と翻訳業界</dc:subject>
		<dc:date>2008-12-09T14:22:56+09:00</dc:date>
		<dc:creator>丸山　均</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
	</item>
		<item rdf:about="http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-88.html">
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		<title>微妙に違う和製英語とまったく通じない和製英語（その20）</title>
		<description>ジャンパー
英語の “jumper” は、ジャンパースカートや（工員・水夫などの）作業用上着やつなぎを意味し、英国ではセーター ”sweater” を意味するそうです。日本語で言う「ジャンパー」は、単に </description>
		<content:encoded><![CDATA[ <span style="color:#009900"><strong>ジャンパー</strong></span>
<br />英語の <strong>“jumper”</strong> は、ジャンパースカートや（工員・水夫などの）作業用上着やつなぎを意味し、英国ではセーター<strong> ”sweater”</strong> を意味するそうです。日本語で言う「ジャンパー」は、単に <strong>“jacket”</strong> となります。
<br />
<br />かつて日本ではジャンパーの代名詞ともなっていた、「スウィング・トップ」ですが、これはアイビーファッションで一世を風靡したVANの創業者、石津謙介氏が創作した言葉でした。
<br />
<br />「スウィング・トップは、オレが発明した和製英語の中でも最高の傑作だった」と石津氏が昔ある雑誌で語っていたのを思い出します。
<br />
<br />ちなみに「ブルゾン」のもともとの意味は、フランス語で「すそをしぼったブラウス」と言う意味だそうです（「教えて！goo」より）。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>スイミングパンツ</strong></span>
<br />「スイミングパンツ」は、<strong>”swimming trunks”</strong> と言います。水着は、<strong>”swimwear”</strong> ですが、特に女性用水着のことは、<strong>”swimsuit”</strong>もしくは <strong>“bathing suit”</strong> と言います。
<br />
<br />しかし、近年、男子に対しても全身もしくは胴体から足首までを覆うハイテク繊維の水着が開発され、オリンピックなどではそのような水着を着用している男子水泳選手を見ることも珍しくなくなってきました。
<br />
<br />したがって、オーストラリアのイアン・ソープ選手が着ている全身を覆う水着は、<strong>”swimsuit”</strong>もしくは <strong>“bathing suit”</strong>になります。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>ズボン</strong></span>
<br />「ズボン」の語源は、フランス語でペチコート（女性がスカートの下に着用する下着）を意味する <strong>“jupon”</strong>（フランス語） から来ているそうです（広辞苑より）。
<br />
<br />この「ズボン」は米国では、<strong>”pants”</strong>、英国では、<strong>”trousers”</strong>、<strong>”slacks”</strong>と言いますが、さて「半ズボン」のことは何と言うでしょうか？
<br />
<br />答えは、<strong>”shorts”</strong>です。”short pants”（英語ではこうは言いませんが）を縮めて、<strong>”shorts”</strong>と呼んでいるようですが、日本人であれば、きっと「ショー・パン」などと呼ぶところでしょう（現に「短パン」と言っていますが）。言葉を縮める場合の英語ネイティブと日本人の微妙な感覚の違いが興味深いところです。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>チャック</strong></span>
<br />英国では、<strong>”fastener”</strong>、米国では、<strong>”zipper”</strong>あるいは、<strong>”zip”</strong>と言うようですが、特にズボンの前チャックのことは、<strong>”fly”</strong> もしくは、<strong>“flies”</strong> と言うそうです。
<br />
<br />「彼のズボンのチャックが開いている」<strong>
<br />“His fly’s open (or undone).”</strong>
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>パンティストッキング</strong></span>
<br />これは厚木ナイロン工業株式会社（現在のアツギ株式会社）が開発した製品で、「パンティストッキング」と言う呼び名ももちろん和製英語です。米国では、<strong>”panty hose”</strong>、英国では単に、<strong>”tights”</strong>と言うそうです。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>ペア・ルック</strong></span>
<br />「ペア・ルックのカップル」を英語にすると、<strong>“a couple in matching clothes (dress)”</strong>とか、<strong>“a couple in the same clothes (dress)”</strong>になるようです。
<br />
<br />「その夫婦はペア・ルックのジャージーを着ていた」<strong>
<br />“The married couple wore his and hers track suit.”</strong>
<br />
<br />この場合の <strong>“his and hers”</strong>は、「男女おそろいの」という意味の形容詞になります。ちなみに <strong>“track suit”</strong> は、（上下おそろいの）ジャージーを意味します。
<br />
<br />また、英語の <strong>”jersey”</strong> は、スポーツ選手か着ているユニフォームのシャツ（たとえば、サッカーの日本代表ならばブルーのシャツ）を意味します。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>マジックテープ</strong></span>
<br />英語では、”magic tape” とは言わずに、<strong>”Velcro”</strong> と言うようです。これはVelcro社の商標なのですが、「絆創膏を<strong>“Band-Aid”</strong>と呼んだり、「セロハンテープ」を<strong>“Scotch tape”</strong>と呼んだりするケースと同じです。
<br />
<br />ちなみに、この <strong>“Velcro”</strong>ですが、ナイロンテープが重なりあう様から「レズビアン」を意味する隠語としても使われています。
<br />
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		<dc:subject>微妙に違う和製英語とまったく通じない和製英語</dc:subject>
		<dc:date>2008-10-23T18:41:15+09:00</dc:date>
		<dc:creator>丸山　均</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
	</item>
		<item rdf:about="http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-87.html">
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		<title>微妙に違う和製英語とまったく通じない和製英語　（その19）</title>
		<description>ハイウェイ
米国やオーストラリアでは、日本の「国道、県道」にあたる幹線道路のことを“ highway ”と呼びます。ただ英国人に聞くとこの ” highway“ は、英国ではほとんど使われていないとのことでした。</description>
		<content:encoded><![CDATA[ <span style="color:#009900"><strong>ハイウェイ</strong></span>
<br />米国やオーストラリアでは、日本の「国道、県道」にあたる幹線道路のことを<strong>“ highway ”</strong>と呼びます。ただ英国人に聞くとこの <strong>” highway“</strong> は、英国ではほとんど使われていないとのことでした。
<br />
<br />「高速道路」を意味するときは、米国では、<strong>”expressway “ 、“ speedway”、“ throughway “ 、”thruway “ 、“ freeway ”</strong>と言い、英国では、<strong>”motorway “</strong> と言うそうです。
<br />
<br />「高速道路」はたいていの場合「有料道路」ですが、その場合は、<strong>” toll road “</strong>と言います。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>バイク</strong></span>
<br />日本語で「バイク」と言うと「オートバイ」を連想しますが、英語で <strong>“ bike “</strong> と言うと、まず間違いなく「自転車」を連想します。
<br />
<br />「オートバイ」なら、<strong>”motorcycle “</strong> か<strong>“ motorbike “</strong>と言います。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>パンク</strong></span>
<br />タイヤのパンクのことを英語では、<strong>” flat tire “</strong>と言います。しかし、英国では、<strong>”flat “</strong> は「アパート」のことを意味するので<strong>
<br />
<br />“ I got a flat. ”</strong>
<br />
<br />と言うと米国と英国では意味が違ってきます。
<br />（米国）「（僕の車の）タイヤがパンクした」
<br />（英国）「（僕は）マンションを購入した」
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>ハンドル</strong></span>
<br />自動車の「ハンドル」は、<strong>” steering wheel ”</strong> と言い、自転車の「ハンドル」は<strong>“ handlebars ”</strong>と言います。
<br />
<br />また、ドアの「取って」は、<strong>” door handle “</strong> と言いますが、それは形状が横に細長い「取って」の場合なので、形状が丸い場合は、<strong>” door knob “</strong>を使ったほうがよさそうです。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>フロントガラス</strong></span>
<br />米国では、<strong>” windshield “</strong> 、 英国では、<strong>” windscreen “</strong>と言います。” frontglass ”とは言いません。「前のガラス」だから “ frontglass “とは、まさに和製英語の典型ですね。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>オーダーメイド（の）</strong></span>
<br />日本語の「オーダーメイド」をそのまま“ order made “としては使えません。
<br />
<br />「私のスーツはすべてオーダーメイドです」<strong>
<br />“ I have all my suits made to order. “ </strong>
<br />
<br />また、「オーダーメイド」の意味で <strong>” tailor-made “</strong> が使えますが、この場合は、本来の意味である <strong>“ tailor“ </strong>（仕立屋さん）の意味を超えて、もう少し広い意味で使われているようです。<strong>
<br />
<br />“ The job’s tailor &#8211;made for you. “</strong>
<br />「その仕事はあなたに合うように（考えられて）作られています」
<br />（“LONGMAN Advanced American Dictionary”より）<strong>
<br />
<br />“ Many of our courses are tailor-made for their schedule. ”</strong>
<br />「私たちの提供するコースの多くは彼らのスケジュールにあったものです」
<br />（「ジーニアス英和大辞典」より）
<br />
<br />また、特別に何かを注文して作ってもらう場合は下記のような表現があります。
<br />
<br />「特注の家具」　<strong>“ custom-made furniture “</strong>
<br />「特注のギター」 <strong>“ custom-made guitar “</strong>
<br />「注文住宅」　 <strong>“ custom-built house “</strong>
<br />
<br />ちなみに「建て売り住宅」の場合は、<strong>“ ready-built house “</strong>となります。
<br />
<br />
<br /><a target="_blank" href="http://www.translator.jp/rank/vote.cgi?id=1"><img src="http://translate.hp.infoseek.co.jp/banner3.gif" border="0" alt="翻訳ブログ人気ランキング参加中"></a> ←「翻訳ブログ」人気ランキング参加中！ ]]></content:encoded>
		<dc:subject>微妙に違う和製英語とまったく通じない和製英語</dc:subject>
		<dc:date>2008-09-22T16:43:36+09:00</dc:date>
		<dc:creator>丸山　均</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
	</item>
		<item rdf:about="http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-86.html">
		<link>http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-86.html</link>
		<title>微妙に違う和製英語とまったく通じない和製英語（その18）</title>
		<description>フリーター
Wikipediaによると、「フリーター」の語源は、「1980年代後半のバブル経済の時期に、ミュージシャンや俳優になるという夢を持っているため正社員として就職せず、日々の生活費はアルバイトで稼ぐ若者に対し、プータローと蔑視するのはなく、人生を真剣に考える若者として応援し</description>
		<content:encoded><![CDATA[ <span style="color:#009900"><strong>フリーター</strong></span>
<br />Wikipediaによると、「フリーター」の語源は、「1980年代後半のバブル経済の時期に、ミュージシャンや俳優になるという夢を持っているため正社員として就職せず、日々の生活費はアルバイトで稼ぐ若者に対し、プータローと蔑視するのはなく、人生を真剣に考える若者として応援したいという意味からフリーターという言葉が生まれた」とあります。
<br />
<br />そのため、「フリーランスでアルバイトをする人」という意味で、「フリーアルバイター」という造語が生まれ、その省略形として「フリーター」が定着した、とのことです。
<br />
<br />英国人に聞いてみると、今のところこの概念に匹敵する英語表現はないようなので、<strong>”person who only works part-time”</strong> としか言いようがないとのことでした。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>ブラインドタッチ </strong></span>
<br />英語のネイティブが、<strong>“blind touch”</strong>（ブランドタッチ）と聞くと、<strong>“characters for blind people”</strong>＝ <strong>”Braille”</strong>、つまり「目の不自由な人たちへの文字＝点字」を連想するようです。
<br />
<br />英語では、<strong>”touch-typing”</strong> と言います。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>フレッシュマン（新入社員）
<br /> </strong></span>英語の <strong>“freshman”</strong> は大学や高校の「新入生」つまり「1年生」を意味します。
<br />
<br />日本語の「フレッシュマン」が「新入社員」を意味するときは、<strong>”new employee”</strong>と言います。また、「新しく来た人」とか「新顔」を意味するときは、<strong>”newcomer”</strong>を使います。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>ウィンカー </strong></span>
<br />日本の辞書によると英国では「ウィンカー」のことを、<strong>”winker”</strong>と呼ぶと書いてありましたが、英国人に聞くと、<strong>”indicator”</strong>と言うそうです。米国では、<strong>”blinker”</strong>と言うそうです。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>エンスト </strong></span>
<br />「エンスト」は「エンジンストップ」の略でしょうが、何かが停止したり、失速したりするときは、<strong>”stall”</strong>を使います。<strong>
<br />
<br />“The plane went into a stall (=the engine stopped working).”</strong>
<br />「飛行機がエンストした」
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>オープンカー
<br /></strong></span>日本語の「オープンカー」は、英語では、<strong>”convertible”</strong>ですね。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>クラクション
<br /> </strong></span>英語の <strong>“klaxon”</strong> がなまって「クラクション」になったようです。<strong>”klaxon”</strong>とは、「かつて警察の車や公用車に付けられていた音の大きな警笛」のことだそうです。
<br />
<br />現在では、<strong>”(car) horn”</strong>と言います。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>サービスエリア
<br /></strong></span>高速道路の道の脇にあり、給油したり、休憩したりできる場所のことを「サービスエリア」と呼びますが、英語では、<strong>”rest stop”</strong> と言います。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>サイドブレーキ
<br /> </strong></span>英語では、<strong>”parking brake” , “emergency brake” , “hand brake”</strong>と言います。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>ダンプカー</strong></span>
<br />英語では、<strong>”dump truck”</strong> と言います。”dump car”とは言いません。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>ナンバープレート </strong></span>
<br />米国では、<strong>”license plate”</strong> と言いますが、英国では、<strong>”number plate”</strong>でＯＫです。
<br />
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		<dc:subject>微妙に違う和製英語とまったく通じない和製英語</dc:subject>
		<dc:date>2008-08-11T16:44:25+09:00</dc:date>
		<dc:creator>丸山　均</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
	</item>
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		<title>微妙に違う和製英語とまったく通じない和製英語（その17）</title>
		<description>アルバイト
広辞苑で「アルバイト」を調べると、「Arbeit (ドイツ語)　?仕事、勤労、労働　?学問上の業績、研究の成果　?学生・研究生などが本業のかたわらに行う仕事。内職。また、それをする人」とありました。「明治時代に学生の間で使われていた隠語</description>
		<content:encoded><![CDATA[ <span style="color:#009900"><strong>アルバイト</strong></span>
<br />広辞苑で「アルバイト」を調べると、「<strong>Arbeit</strong> (ドイツ語)　?仕事、勤労、労働　?学問上の業績、研究の成果　?学生・研究生などが本業のかたわらに行う仕事。内職。また、それをする人」とありました。「明治時代に学生の間で使われていた隠語が一般に広まったもの（Wikipediaより）」だそうです。
<br />
<br />さて、英語では「アルバイト」のことを <strong>“part-time job” </strong>と言います。また「副業」「内職」という意味であれば、<strong>”side job”</strong> も使います。
<br />
<br />「今晩アルバイトがある」<strong>
<br />“I have a part-time job tonight.”</strong>
<br />
<br />「アルバイトをする」は、<strong>”work part-time”</strong> と言います。
<br />
<br />「私はアルバイトでコンビニの店員をしています」<strong>
<br />“I’m working part-time as a clerk in a convenience store.”</strong>
<br />
<br />この場合、<strong>”work”</strong>の現在進行形を使うことにより「一時的に働いている」という感じが出ています。
<br />
<br />また、「月光」を意味する <strong>”moonlight” </strong>を動詞で使うと「アルバイトをする」という意味になります。これを “LONGMAN Advanced American Dictionary” で調べてみると、
<br />
<br /><strong>“to have a second job in addition to your main job”</strong> 
<br />
<br />とありました。<strong>
<br />
<br />“Some officers were moonlighting as security guards.”</strong> 
<br />「将校の中にはガードマンのアルバイトをする者もいた」
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>クレーム</strong></span>
<br />日本語では不平・不満・苦情を訴える時によく「クレーム」をつけると言いますが、この場合英語では <strong>“complaint”</strong>を使います。
<br />
<br />「私達はホテルの支配人にサービスについてクレームをつけた」<strong>
<br />“We made a complaint about the service to the manager of the hotel.”</strong>
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>コストダウン</strong></span>
<br />日本語の「〜アップ」と「〜ダウン」はほとんどが和製英語ですが、この場合の「コストダウン」もまたしかりです。英語では <strong>“cost reduction”</strong> あるいは <strong>“cost savings”</strong>と言います。
<br />
<br />また「コストダウンする」は下記のように言います。<strong>
<br />“achieve cost reduction”
<br />“result in cost reduction”
<br />“reduce costs”
<br />“cut costs”</strong>
<br />
<br />「大幅なコストダウンを達成できる唯一の残された方法は人員整理だ」<strong>
<br />“The only remaining way to achieve significant cost reductions is by cutting staff.”</strong>
<br />(“Dictionary of Modern Business Colloquialisms” より)
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>デメリット</strong></span>
<br />英語の<strong>”merit”</strong>は、<strong>“his merits and demerits”</strong>（彼の長所と短所）のように人の美点の意味も持っています。
<br />
<br />通常日本語で使う「メリットとデメリット」は、「有利な点と不利な点」と言う意味なので、この場合には、<strong>”advantages and disadvantages”</strong>を使います。
<br />
<br />「都市での生活にはメリットとデメリットがある」<strong>
<br />“Living in a city has both advantages and disadvantages.”</strong>
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>ノルマ</strong></span>
<br />「ノルマ」の語源はロシア語の<strong>”norma”</strong> で、第二次世界大戦後、シベリアに抑留されていた日本人が復員後に伝えた言葉と言われています。
<br />
<br />英語ではこの「ノルマ」のことを<strong>”quota”</strong>と言います。
<br />
<br />「毎月のノルマ」　⇒　<strong>“monthly quota”</strong>
<br />「売上ノルマ」　　⇒　<strong>“sales quota”</strong>
<br />「生産ノルマ」　　⇒　<strong>“production quota”</strong>
<br />
<br />「販売担当員は、毎月の売上ノルマをこなさねばならい」<strong>
<br />“A sales person must meet his or her monthly sales quota.”</strong>
<br />
<br />また、文脈によっては<strong>、“target”</strong>（達成目標）や<strong>”workload”</strong>（一定期間の仕事量）が「ノルマ」の意味で使われる場合もあります。
<br />
<br />「各販売店はノルマ達成というプレッシャーの中にある」<strong>
<br />“Dealers are under pressure to meet (=achieve) sales targets.”</strong>
<br />
<br />「彼女はしょっちゅう仕事のノルマのことで愚痴をこぼしている」<strong>
<br />“She is constantly complaining about her workload.”</strong>
<br />
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		<dc:subject>微妙に違う和製英語とまったく通じない和製英語</dc:subject>
		<dc:date>2008-06-27T15:56:30+09:00</dc:date>
		<dc:creator>丸山　均</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
	</item>
		<item rdf:about="http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-84.html">
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		<title>微妙に違う和製英語とまったく通じない和製英語（その１６）</title>
		<description>マスター （店の）
よく日本語では喫茶店やバーの店主のことを「マスター」と呼びますが、英語では、単に ”manager” と言います。その ”manager” がそのお店の持ち主であれば、”owne</description>
		<content:encoded><![CDATA[ <span style="color:#009900"><strong>マスター （店の）</strong></span>
<br />よく日本語では喫茶店やバーの店主のことを「マスター」と呼びますが、英語では、単に <strong>”manager”</strong> と言います。その <strong>”manager”</strong> がそのお店の持ち主であれば、<strong>”owner”</strong> とも言います。また店主が女性の場合、日本語ではよく「ママ」と呼びますが英語では、”manageress”とは言わずにやはり単に、<strong>”manager”</strong> と呼びます。
<br />
<br />日本人の感覚から言って、クラブや小料理屋の「ママ」も料亭の「女将さん」も皆 <strong>“manager”</strong> になるのはちょっと不思議な感じがしますが、やはり文化の違いとしか言いようがないですね。
<br />
<br />英語の <strong>“manager”</strong> は、実に様々な意味（経営者、支配人、部長、課長、監督、その他色々）を持っていますが、日本語の「マネージャー」も実に多様な意味を持っています。興味深いところでは、中学や高校の部活動で男子生徒の身の回りの世話（主に洗濯）をする女子学生のことを「マネージャー」と呼びます。「洗濯屋さん」のことを「マネージャー」と呼ぶわけですから、<strong>”manager”</strong> との感覚の違いが大きいこともうなずけますね。
<br />
<br />ちなみに英語の <strong>“master”</strong> は、「名人」「支配者」「親方」などの意味を持ち、<strong>”master’s degree”</strong> となれば、「（大学院の）修士号」を意味します。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>マンネリ</strong></span>
<br />「マンネリ」の元となる <strong>“mannerism”</strong> は、「（芸術や文学などの）型にはまった手法」
<br />のことを言うそうです。
<br />
<br />日本語でよく使う「マンネリ化する」を英語で言うときは、<strong>”become routine”</strong> とか <strong>“become stereotyped”</strong> を使うようです。
<br />
<br />「外国での大学生活はマンネリ化し始めてきた」<strong>
<br />“My campus life abroad is becoming routine.”</strong>
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>ワンパターン</strong></span>
<br />「マンネリ」に近い言葉に「ワンパターン」があります。和英辞典で「ワンパターン」を調べると次のような例が出ていました。
<br />
<br />「ワンパターンな表現」<strong>
<br />“a stereotyped expression”</strong>
<br />
<br />「彼の考え方はワンパターンだ」<strong>
<br />“He has a one-track mind.”</strong>
<br />
<br />英国人に聞いてみると、他にも興味深い表現を教えてくれました。<strong>
<br />
<br />“He uses stock phrases for praise.”</strong>
<br />「彼は人を誉めるときに決まり文句を使う」<strong>
<br />
<br />“He sounds like a broken record.”</strong>
<br />「彼は壊れたレコードみたいだ」⇒「彼の話は同じことの繰り返しだ」⇒「彼の話はワンパターンだ」
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>アフターサービス</strong></span>
<br />英語のネイティブに「アフターサービス」と言っても「？？？？？」となります。正しくは、<strong>”after-sales service”</strong>と言います。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>グレード・アップ</strong></span>
<br />このブログで過去に何度も取り上げてきましたが、日本語の「〜アップ（する）」はほとんどが和製英語です。
<br />
<br />「グレード・アップ（する）」は、<strong>”upgrade”</strong> もしくは <strong>“improve”</strong> を使います。
<br />
<br />「熱帯性暴風雨がハリケーンへとグレード・アップした」<strong>
<br />“A tropical storm was upgraded to a hurricane.”</strong> 
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>バージョン・アップ</strong></span>
<br />「バージョン・アップ（する）」も「グレード・アップ」と同じく、英語では <strong>“upgrade”</strong>と言います。
<br />
<br />「そのソフトウェアをバージョン・アップする」<strong>
<br />“upgrade the software to a more recent version”</strong>
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>フリーダイアル</strong></span>
<br />英語では、<strong>“toll-free number”</strong> と言います。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>モーニングコール</strong></span>
<br />英語では、<strong>”wake-up call”</strong>もしくは <strong>“alarm call”</strong> と言います。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>モーニングサービス</strong></span>
<br />喫茶店での朝食セットのことを日本では「モーニングサービス」と言いますが、英語のネイティブにとっては「？？？？？？」でしょうね。英語ではズバリそのまま <strong>“breakfast special”</strong> と言います。
<br />
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		<dc:subject>微妙に違う和製英語とまったく通じない和製英語</dc:subject>
		<dc:date>2008-05-20T17:01:40+09:00</dc:date>
		<dc:creator>丸山　均</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
	</item>
		<item rdf:about="http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-83.html">
		<link>http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-83.html</link>
		<title>微妙に違う和製英語とまったく通じない和製英語（その１５）</title>
		<description>ネームバリュー
日本語の「ネームバリュー」は「知名度」や「名声」に近い使われ方をしているので、それを英語で言うと、“name recognition” 「名前の認識度」つまり「知名度」、 “established reputatio</description>
		<content:encoded><![CDATA[ <span style="color:#009900"><strong>ネームバリュー</strong></span>
<br />日本語の「ネームバリュー」は「知名度」や「名声」に近い使われ方をしているので、それを英語で言うと、<strong>“name recognition”</strong> 「名前の認識度」つまり「知名度」、 <strong>“established reputation”</strong> 「確立された評判」つまり「名声」となります。
<br />
<br />英語にも、<strong>”good brand value”</strong> もしくは、<strong>”high brand value”</strong>という言葉があります。これはまさに日本語の「ネームバリュー」に近いのですが、「企業や組織」に対してのみ使われる言葉であって、「個人」に対しては使われていません。したがって、その点が日本語の「ネームバリュー」とは異なります。
<br />
<br />「ソニーにはネームバリューがある」<strong>
<br />“SONY has a high brand value.”</strong>
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>ハーフ</strong></span>
<br />日本語ではよく「彼女はハーフだ」などという言い方をします。そこでこの「ハーフ」をそのまま使って、<strong>”She is a half.”</strong> などと言うと非常に問題が出てきます。
<br />
<br />英語のネイティブによると、<strong>”half”</strong> には、<strong>”less than one”</strong>というイメージがあるそうです。 「１に満たない」つまり日本語で言う「ちょっと足りないヤツ」とか「半端者」というようなイメージでしょうか？
<br />
<br />また、<strong>”half-breed”</strong> という言葉を連想させるようです。この言葉を、“LONGMAN Advanced American Dictionary” で調べてみました。<strong>
<br />
<br />(TABOO)  “someone whose parents are of different races, especially one white parent and one Native American parent.  Do not use this word.  </strong>
<br />
<br />（忌み言葉）「異なる人種の両親を持つ人、特に片親が白人で、もう片親がアメリカ先住民である場合。この言葉を使ってはいけない」
<br />
<br />結局「彼女はハーフだ」を英語にしたいときはどうするか、と言うと下記のように言えば問題ないそうです。<strong>
<br />
<br />“She is half-American, half-Japanese.”</strong>
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>ピエロ</strong></span><strong>
<br />“pierrot”</strong> はフランス語で、「パントマイムの道化役」を意味するようです。英語では、<strong>”clown”</strong> と言います。
<br />
<br />この <strong>“clown”</strong> という言葉は、サーカスの「ピエロ」という意味のほかに、<strong>“class clown”</strong>と使えば、「クラスのひょうきん者（お調子者）」というような、良い意味も持っていますが、一方で「愚か者」「無能なヤツ」という悪い意味も持っています。
<br />
<br />「ヤツは無能だ。このプロジェクトを任せてはいけない」<strong>
<br />“He is a clown.  Don’t let him take care of this project.”</strong>
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>ビラ（配布物）</strong></span>
<br />広辞苑で「ビラ」を調べてみると、「 bill の訛。宣伝広告のため、人目につく所に張り出したり通行人に配ったりする紙片、ちらし」とありました。
<br />
<br />英和辞典で <strong>“bill”</strong> を調べてみると下記の例が出ていました。
<br />
<br />「ビラをはる」　<strong>“post (up) a bill”</strong>
<br />「張り紙お断り」　<strong>“Post No Bills”</strong>
<br />
<br />この他にも「ビラ」の訳としては<strong>、"flier (flyer)" , "handout", "placard", "notice", "leaflet", "poster"</strong> などもあるようです。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>ホーム（鉄道駅の）</strong></span>
<br />駅の「ホーム」はもちろん英語では <strong>“platform”</strong> ですね。日本語を習いたての外国人によると、日本の駅ではよく「ホーム」という言葉が構内放送で多用されるので、「家がどうした？」と混乱するそうです。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>ボディチェック</strong></span><strong>
<br />“body search”, “frisk”, “security check”</strong> と言います。動詞で使うときは、<strong>”search”</strong>や <strong>“frisk”</strong> を使います。
<br />
<br />「警備員にボディチェックを受けた」<strong>
<br />“I was frisked by security.”
<br />“I got a body search by security.”</strong>
<br />
<br />「警官は彼をボディチェックした」<strong>
<br />“The police searched him.”</strong>
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>マイペース</strong></span>
<br />和英辞典によると「マイペース」は<strong>“one's own pace”</strong> となっています。ある英国人に「日本語のマイペースとはどういう意味か？」と聞かれたので、広辞苑で調べてみると「周囲を気にせずに自分にあった進度で物事を行うこと」とありました。
<br />
<br />するとその英国人は、<strong>
<br />“99% of British people work at their own pace.” </strong> 
<br />「英国人の99％は、マイペースで仕事をする」と言っていました。
<br />
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		<dc:subject>微妙に違う和製英語とまったく通じない和製英語</dc:subject>
		<dc:date>2008-05-01T13:28:46+09:00</dc:date>
		<dc:creator>丸山　均</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
	</item>
		<item rdf:about="http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-82.html">
		<link>http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-82.html</link>
		<title>微妙に違う和製英語とまったく通じない和製英語（その１４）</title>
		<description>アンバランス
“unbalance” は動詞で「〜のバランスを失わせる」という意味ですが、「不安定な、取り乱した」という意味の形容詞、”unbalanced”の方が多く使われているようです。日本語の「アンバランス」</description>
		<content:encoded><![CDATA[ <span style="color:#009900"><strong>アンバランス</strong></span><strong>
<br />“unbalance”</strong> は動詞で「〜のバランスを失わせる」という意味ですが、「不安定な、取り乱した」という意味の形容詞、<strong>”unbalanced”</strong>の方が多く使われているようです。日本語の「アンバランス」つまり、「不均衡」を意味したいときは、<strong>”imbalance”</strong>を使います。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>イメージ・アップ</strong></span>
<br />日本語でよく使われる「〜アップ」は、たいていの場合和製英語です。「〜をイメージ・アップさせる」は、<strong>“improve one's image”</strong>と言います。
<br />
<br />「会社のイメージ・アップを図る」<strong>
<br />”improve the image of the company”</strong>
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>イメージ・ダウン</strong></span>
<br />同様に「〜ダウン」もたいていの場合、和製英語が多いです。「〜をイメージ・ダウンさせる」は、<strong>”damage [hurt, harm] one’s image”</strong>  と言います。
<br />
<br />「 今回の事件は彼らのイメージ・ダウンになった」<strong>
<br />”This incident harmed their image.”</strong>
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>エゴ</strong></span>
<br />英語の <strong>“e-go”</strong> は、哲学や心理学の「自我」を意味します。「わがまま」を意味する日本語の「エゴ」の場合は、<strong>”selfishness”</strong> と言います。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>ゴーサイン</strong></span>
<br />「〜にゴーサインを出す」は、<strong>”give 〜 the green light”</strong>と言います。
<br />
<br />「今しがた役員会が私達に調査開始のゴーサインを出したところです」<strong>
<br />”The board just gave us the green light to begin research.”</strong>
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>ジャスト（ちょうど）</strong></span>
<br />日本語では「９時ピッタリ」のことを「９時ジャスト」と言うので、これを <strong>“just nine o’clock”</strong> などと言うと、<strong>”only nine o’clock”</strong> と同じ意味になり、「まだ９時だ」という意味になります。この場合の「ちょうど」は、<strong>“sharp”</strong>や <strong>“on time”</strong>や　<strong>“on the dot”</strong> や<strong>“promptly”</strong>などを使います。
<br />
<br />「学校は９時ちょうどに始まる」<strong>
<br />”School begins at nine o’clock sharp.”</strong> 
<br />
<br />「ちょうど定刻に到着する」<strong>
<br />”arrive spot on time”</strong>
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>タイムリミット</strong></span>
<br />英語の <strong>“time limit”</strong> は「制限時間」と言う意味になります。
<br />
<br />「このテストの制限時間は３時間です。」<strong>
<br />“There is a three hour time limit for this test.”</strong>
<br />
<br />日本語では「タイムリミットまであと１週間」などと言うように「締めきり」の意味で使われているので、<strong>”deadline”</strong> を使います。
<br />
<br />「タイムリミットに間に合うよう、急いで仕事をした。」<strong>
<br />“We did the work quickly to make the deadline.”</strong>
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>デマ</strong></span>
<br />「デマ」は「間違ったうわさ」、「いい加減なうわさ」という意味ですから、<strong>”false rumor”, “groundless rumor”, “demagoguery”</strong>と言います。
<br />
<br />「そのうわさはデマだ」<strong>
<br />”The rumor is groundless.”</strong>
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>ドクターストップ</strong></span>
<br />英語のネイティブが、「ドクターストップ」と聞いたら、「？？？？？？？」となります。英語では、<strong>”doctor’s order”</strong> と言います。
<br />
<br />「ドクターストップがかかっているので飲酒できない」<strong>
<br />“I’ve given up drinking on doctor’s orders.”</strong>
<br />
<br />「ドクターストップでその（ボクシングの）試合は止められた」<strong>
<br />“There was a doctor’s order to stop the fight.”</strong>
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>ニューハーフ</strong></span>
<br />「ニューハーフ」が和製英語であることは、容易に想像がつくのですが、この英語訳にあたる言葉を　“LONGMAN Advanced American Dictionary”　で調べてみました。<strong>
<br />
<br />“transvestite” ・・・・ “someone who enjoys dressing like a person of the opposite sex” </strong>
<br />「女の服を着て楽しむ男、あるいは男の服を着て楽しむ女」<strong>
<br />
<br />“transsexual” ・・・・ “someone who wants to be or look like a member of the opposite sex, especially by having a medical operation”  </strong>
<br />
<br />「手術をしてまで、違う性（男が女、女が男）になりたいと願う人や違う性に見られたいと願う人」<strong>
<br />
<br />“drag queen” ・・・・ “ （SLANG） a HOMOSEXUAL man who dresses as a woman, especially as an entertainer”</strong>
<br />
<br />「人を楽しませるために、女の格好をするホモセクシュアルの男」とありましたが、英国人に聞いてみると、<strong>
<br />
<br />“gay men who dress glamorously”</strong> 「魅惑的な衣装を着たゲイの男達」とのことでした。
<br />いずれにせよ私には理解しがたい世界なので、よくわかりません。
<br />
<br /><a target="_blank" href="http://www.translator.jp/rank/vote.cgi?id=1"><img src="http://translate.hp.infoseek.co.jp/banner3.gif" border="0" alt="翻訳ブログ人気ランキング参加中"></a> ←「翻訳ブログ」人気ランキング参加中！ ]]></content:encoded>
		<dc:subject>微妙に違う和製英語とまったく通じない和製英語</dc:subject>
		<dc:date>2008-04-04T15:13:18+09:00</dc:date>
		<dc:creator>丸山　均</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
	</item>
		<item rdf:about="http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-81.html">
		<link>http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-81.html</link>
		<title>微妙に違う和製英語とまったく通じない和製英語（その１３）</title>
		<description>テレビゲーム
テレビゲームは、“video game” と言います。ゲームボーイのように手のひらに乗るゲーム機のことは、”hand held” と言うそうです。ただ、私はゲームをやらないのでよく知りませんが、英国人</description>
		<content:encoded><![CDATA[ <span style="color:#009900"><strong>テレビゲーム</strong></span>
<br />テレビゲームは、<strong>“video game”</strong> と言います。ゲームボーイのように手のひらに乗るゲーム機のことは、<strong>”hand held”</strong> と言うそうです。ただ、私はゲームをやらないのでよく知りませんが、英国人によると、<strong>”Nintendo”</strong> とか、<strong>”PlayStation”</strong> とかのブランドネームを使う方が一般的なんだそうです。<span style="color:#009900"><strong>
<br />
<br />バックナンバー</strong></span>
<br />日本の和英辞典（ジーニアス和英辞典　大修館書店）には、<strong>”back numbers of Time”</strong> （タイム誌のバックナンバー）という例文が出ていましたが、英国人に確認すると、通常は、<strong>”back issues of Time”</strong> と言うそうです。日本の英和辞典、ADVANCED FAVORITE English-Japanese Dictionary （東京書籍）の中にも、<strong>”back number”</strong> = <strong>“back issue”</strong> と出ていましたから、「バックナンバー」は必ずしも和製英語とは、言い切れないのかもしれません。<span style="color:#009900"><strong>
<br />
<br />プレイガイド</strong></span>
<br />英語で、<strong>“play guide”</strong> とは言わないようです。 <strong>“ticket agency”</strong> ,  <strong>“ticket office”</strong>, 　英国では、<strong>”booking office”</strong> と言うそうです。映画や劇場の切符売り場のことは、<strong>”box office”</strong> と言うそうです。<span style="color:#009900"><strong>
<br />
<br />ベスト１０</strong></span>
<br />英語では通常、<strong>”Top 10”</strong>と言います。日本語では、たとえば、「面積の広い都道府県、ベスト10」などと使われたりしますが、広いことが必ずしも、<strong>”best”</strong> （最良）とは限らないので、意味的に考えても、<strong>”Best 10”</strong> （最良10位）よりは、<strong>”Top 10”</strong> （上位10位）の方がよいでしょう。<span style="color:#009900"><strong>
<br />
<br />マスコミ</strong></span>
<br />「マスコミ」は、<strong>”mass communication”</strong> の略のようですが、<strong>”mass communication”</strong> とは、「（新聞・ラジオ・テレビなどによる）大量伝達」のことを意味します。したがって、日本語の「マスコミ」にあたる言葉は、<strong>”the mass media”</strong> となります。<span style="color:#009900"><strong>
<br />
<br />ミスコンテスト</strong></span>
<br />日本語では、「ミスコン」などとも呼ばれていますが、英語では、<strong>”beauty pageant”</strong> もしくは、<strong>”beauty contest”</strong> と言います。もっとも、近年では女性の評価を容姿だけで判定すべきではない、とする声も高まりつつあるようです。ただ、日本では未だに、「ミス○○」というコンテストが花盛りですが・・・・・。<span style="color:#009900"><strong>
<br />
<br />モノクロ</strong></span>
<br />日本語では、「白黒」とも言いますが、英語では、<strong>”black-and-white”</strong> と「白」と「黒」の順番が逆になります。<strong>”black-and-white”</strong> を略して、<strong>”B & W movie”</strong> とか <strong>“B & W television”</strong> と書いたりするそうですが、英国人によると、なぜか<strong>”film”</strong>　の時は、<strong>”black-and-white”</strong> は使わずに、<strong>”monochrome film”</strong> と言うそうです。<span style="color:#009900"><strong>
<br />
<br />ワイドショー</strong></span>
<br />和英辞典で「ワイドショー」を調べると、<strong>”TV gossip show”</strong>, <strong>“gossip show on TV”</strong> となっていました。<strong>”gossip”</strong>という言葉には、<strong>”negative”</strong>なイメージがありますから、この辞書を作った人には、きっと「ワイドショー」に対して若干の偏見があるのかな、とも思ったりもします。<strong>”talk show”</strong> とか、<strong>”chat show”</strong> とか、<strong>”TV show”</strong>あたりが、無難なところではないでしょうか？
<br />
<br />
<br />
<br /><a target="_blank" href="http://www.translator.jp/rank/vote.cgi?id=1"><img src="http://translate.hp.infoseek.co.jp/banner3.gif" border="0" alt="翻訳ブログ人気ランキング参加中"></a> ←「翻訳ブログ」人気ランキング参加中！ ]]></content:encoded>
		<dc:subject>微妙に違う和製英語とまったく通じない和製英語</dc:subject>
		<dc:date>2008-03-28T10:20:29+09:00</dc:date>
		<dc:creator>丸山　均</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
	</item>
		<item rdf:about="http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-80.html">
		<link>http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-80.html</link>
		<title>微妙に違う和製英語とまったく通じない和製英語（その12）</title>
		<description>(ニュース)キャスター
米国では「ニュースを読む人」あるいは「ニュースを解説する人」のことを “newscaster” （英国では “newsreader” ）と言います。日本語の（ニュース）キャスターにあたる人は</description>
		<content:encoded><![CDATA[ <span style="color:#009900"><strong>(ニュース)キャスター</strong></span>
<br />米国では「ニュースを読む人」あるいは「ニュースを解説する人」のことを <strong>“newscaster”</strong> （英国では <strong>“newsreader”</strong> ）と言います。日本語の（ニュース）キャスターにあたる人は、通常 <strong>“anchor” , “anchorman” , “anchorwoman”</strong> と呼ばれています。
<br />
<br />2007年9月、米国NBCテレビの朝のニュースショー「トゥデイ」の人気キャスター、ケイティ・クーリック（Katie Couric）が、ライバル局CBSの「CBSイブニングニュース」のキャスターに引き抜かれ話題をよびました。
<br />
<br />ケイティ・クーリックが移籍により得た年収が1,500万ドル（17億7,000万円）というのですから驚きです。アメリカでは、夜のニュースキャスターと大統領の、どちらが先に女性が就任するかと言われたほど、夜のニュースは男の牙城でした。それがついに女性がひとりで担当する時代になった、という点でも話題を呼んだのです。
<br />
<br />ちなみに、英語の<strong> “caster”</strong> を辞書で調べると、1.　投げる人、捨てる人　2.　脚輪　3.　薬味容器（立て）等々、となっていました。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>コンクール</strong></span>
<br />コンクール <strong>（“concours”）</strong> はフランス語で、英語では、<strong>”competition”</strong> もしくは、 <strong>“contest”</strong> と言います。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>コンパニオン</strong></span><strong>
<br />“companion”</strong> を辞書で調べると、1.　仲間、（偶然の）連れ、（一時的な）話し相手、同好の友　2.　（老人、病人などの話し相手として雇われる）付き添い人、　等々　となっていました。
<br />
<br />通常日本で使われているパーティコンパニオン（パーティー会場などでお客さんのために、料理や飲み物を運び、接待する女性のこと）を英語で言えば、<strong>”hostess”</strong> となります。 <strong>“escort”</strong> と言う説もありますが、辞書には <strong>“escort”</strong> は、「社交上の集まりに同行する人（主に女性）」とありますから、日本のコンパニオンとはちっと違う気がします。いずれにしても、華やかなパーティーに男女で参列するという欧米の風習は、日本にはあまりないので、感覚的に微妙なズレがありますね。
<br />
<br />また、モーターショーなどの広い会場で、催し物の案内をする女性コンパニオンのことは、<strong>”( female ) guide”</strong> となります。
<br />
<br />いずれにしても、「ホステス」とか「ガイド」よりも「コンパニオン」のほうが、耳に心地よいので、あるとき、ある日本人が「コンパニオン」という言葉を見つけ出して、使い出したのでしょうね。
<br />
<br />それにしても、ホテルの広いパーティー会場で、老人やおじさんたちに料理や飲み物を運んで、「一時的な話し相手」になり、「付き添い」ながら、老人介護している女性たちは、やっぱり、<strong>”companion”</strong> なのかな？などと思ったりもしますが。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>サイン</strong></span>
<br />有名人からもらうサインは、<strong>”autograph”</strong> ですが、クレジットカードなどを使うときに、自分の名前を書く「個人の署名」は、<strong>”signature”</strong> となります。英語の <strong>“sign”</strong> は「〜に署名をする」という動詞で使われます。名詞で使われる場合は、1.　記号、象徴　2.　兆候　3.　合図　4.　看板、標識、　等々の意味となります。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>ジェットコースター</strong></span>
<br />英語では、<strong>”corkscrew”</strong> あるいは、<strong>”roller coaster”</strong> と言うそうです。ワインの「コルク抜き」のことを、<strong>”corkscrew”</strong> （コルクスクリュー）と言うのですが、らせん状になっていて、まるでジェットコースターのようなので、きっと<strong> ”corkscrew”</strong> と言うのでしょうね。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>スナック</strong></span>
<br />英語の <strong>“snack”</strong> は、「軽食」とか「間食」の意味ですが、日本語の「スナック」は「飲み屋さん」なので、<strong>”drinking place”</strong> としか言いようがないですね。辞書によっては、「スナック」を <strong>“pub”</strong> とか <strong>“bar”</strong> と訳しているものもありますが、英米人がイメージする <strong>“pub”</strong> や <strong>“bar”</strong> とは、かなりかけ離れた「飲み屋さん」なので、やはりただの <strong>“drinking place”</strong> が一番無難だと思います。世界各国、飲み屋さんの形態は違うので仕方ないと思いますが。
<br />
<br />バー、スナック、パブ、クラブ、居酒屋、小料理屋・・・・等々、それぞれ違うのですが、明確な定義があるわけでもなく、各人のイメージの中にあるものなので、外国語に訳すときは難しいですね。日本人からすると、「寿司屋」がなぜ <strong>“sushi bar”</strong> になるのかわからないのですが。
<br />
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		<dc:subject>微妙に違う和製英語とまったく通じない和製英語</dc:subject>
		<dc:date>2008-03-11T17:47:22+09:00</dc:date>
		<dc:creator>丸山　均</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
	</item>
		<item rdf:about="http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-79.html">
		<link>http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-79.html</link>
		<title>微妙に違う和製英語とまったく通じない和製英語（その11）</title>
		<description>以前連載していたシリーズをまた復活します。

アメリカン（コーヒー）
アメリカへ行って、レストランやコーヒーショップで「コーヒー」を注文する時に、”American” と言ったら傑作でしょうね。きっとお店の人は、”？？？</description>
		<content:encoded><![CDATA[ 以前連載していたシリーズをまた復活します。
<br /><span style="color:#009900"><strong>
<br />アメリカン（コーヒー）</strong></span>
<br />アメリカへ行って、レストランやコーヒーショップで「コーヒー」を注文する時に、<strong>”American”</strong> と言ったら傑作でしょうね。きっとお店の人は、”？？？？？” となるはずです。日本のレストランでお茶を頼む時に、「日本人ください」と言うのと同じですから（笑）。
<br />
<br />英語圏ではあまりコーヒーをお湯で薄めて飲むという習慣はないので、日本で言う「アメリカンコーヒー」も、ただの<strong>”coffee”</strong> としか言いようがないですね。あえて言えば「薄いコーヒー」ということで、<strong>”weak coffee”</strong> となるのでしょうが、実際には英語圏のお店では使われていません。
<br />
<br />ちなみに、「アイスコーヒー」は、正式には <strong>“iced coffee”</strong> となりますが、<strong>”ice coffee”</strong> と言う国もアジア諸国には多くあるそうです。したがって、<strong>”ice coffee”</strong> は間違っている、と決めつけることもできません。今や英語は世界の言語ですから。
<br />
<br />また、これは昔知人から聞いた話ですが、アメリカのレストランでコーヒーを飲もうとしたら、テーブルには砂糖しか置いてなかったので、「ミルク」が欲しくてウエイトレスさんに、<strong>”Milk, please”</strong> と言ったら、「でっかい牛乳が出てきて困った」と嘆いていました（笑）。このような場合は、<strong>”milk”</strong> ではなく <strong>“cream”</strong> が正解ですね。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>
<br />フライドポテト</strong></span>
<br />米国では、<strong>”French fries”</strong>、英国では、<strong>”potato chips”</strong> もしくは単に、<strong>”chips”</strong> と言います。そうすると、日本で言う「ポテトチップ」は何と言うのかというと、米国では、<strong>”potato chips”</strong> もしくは単に <strong>”chips”</strong> で、英国では、<strong>”crispｓ”</strong> と言います。ややこしいですね。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>
<br />アイドル</strong></span> 
<br />「アイドル」を和英辞典で調べると、<strong>”idol”</strong>, <strong>“TV idol”</strong> また、「アイドル歌手」は、<strong>”pop idol”</strong>, <strong>“singing idol”</strong> となっています。
<br />
<br />本来英語の <strong>“idol”</strong> とは、「偶像」とか「「崇拝される人物」という意味ですから、日本のテレビに出てくる「アイドル」とは、また微妙に違うようです。
<br />
<br />“LONGMAN Advanced American Dictionary” の中に、<strong>“Muhammad Ali was my idol when I was a boy.”</strong> という例文がありました。「子供の頃、モハメド・アリは僕の <strong>“idol”</strong> だった」となります。
<br />
<br />世界チャンピオンである最強ボクサー、モハメド・アリと日本のテレビに出てくる「アイドル」をやはり同列には考えられません。
<br />
<br />日本ではどのテレビチャンネルをひねっても、「アイドル」に出くわさない日はないくらい「アイドル」にあふれています。またアイドルは常に若くなければならないので、次から次へと目まぐるしく新しいアイドルが量産されています。
<br />
<br />英国人に聞いてみると、このような日本的「アイドル」は英語圏や欧州圏にはゼロではないけれど、ほとんど存在しないとのことでした。
<br />
<br />他の東アジア諸国（韓国、中国、台湾、香港）にも、日本の「アイドル」に似た現象があるようなので、もしかしたら、これは東アジア独特の風習なのでしょうか？
<br />
<br />まあ、なにはともあれ英語圏にない文化を英語にするとなると結構ややこしくなります。その英国人によれば、<strong>”manufactured idle ? ”</strong> と言っていましたが、「作られた偶像」というのもまた結構大胆な訳ですよね。
<br />
<br /><span style="color:#009900"><strong>
<br />カメラマン</strong></span>
<br />英語の <strong>“cameraman”</strong> は、映画やテレビなどの（プロの）カメラマンや撮影技師を言います。これは動画を撮る人たちですが、静画を撮るプロの写真家のことは、<strong>”photographer”</strong> と言います。
<br />
<br /><a target="_blank" href="http://www.translator.jp/rank/vote.cgi?id=1"><img src="http://translate.hp.infoseek.co.jp/banner3.gif" border="0" alt="翻訳ブログ人気ランキング参加中"></a> ←「翻訳ブログ」人気ランキング参加中！ ]]></content:encoded>
		<dc:subject>微妙に違う和製英語とまったく通じない和製英語</dc:subject>
		<dc:date>2008-02-27T19:19:10+09:00</dc:date>
		<dc:creator>丸山　均</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
	</item>
		<item rdf:about="http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-78.html">
		<link>http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-78.html</link>
		<title>2008年、対海外の観点から見た企業経営の展望(その２）</title>
		<description>異才経営者による2008年大予測

日経ベンチャー（日経BP社）2008年1月号の記事から抜粋しました。

飯田　亮　（セコム取締役最高顧問）
</description>
		<content:encoded><![CDATA[ <span style="color:#009900"><strong>異才経営者による2008年大予測</strong></span>
<br />
<br />日経ベンチャー（日経BP社）2008年1月号の記事から抜粋しました。
<br /><strong><span style="color:#990033">
<br />飯田　亮　（セコム取締役最高顧問）</span>
<br />「中国の発展で日本経済も明るい」</strong>
<br />　2008年は基本的にはいい年だと思います。大きな流れとして、やはりアジアの発展があります。その点、日本は地政学的に非常いい場所にあるから恩恵を受けやすい。
<br />　中国から距離が近いというのもあるが、それは大したことじゃない。一番は人種的に近いこと。アジアの人間は、アジアの考え方を理解できます。
<br />
<br /><strong><span style="color:#990033">
<br />青木定雄　（近畿産業信用組合会長、MKタクシー創業者）</span>
<br />「本気で戦う経営者に金が集まる」</strong>
<br />　小泉改革で規制緩和が大きな流れとなったのに、中小企業の経営者には、競争の時代だということをまだ理解していない人が少なくない。タクシー業界もそうだ。他社よりも少しでも努力して、「選ばれるタクシー会社」を目指せばいいのに、皆で足並みをそろえて「運賃を上げよう」なんてやっている。
<br />
<br /><strong><span style="color:#990033">
<br />土屋公三　（土屋ホーム会長）</span>
<br />「量を追う経営は成り立たない」</strong>
<br />　当社では1990年から、社内で大工を養成している。まず1年間は訓練生として、グループの認定職業訓練校「土屋アーキテクチュアカレッジ」に通ってもらう。その後2年間は見習いとして現場に出て、4年目から棟梁の下で、本格的に建築技術を学ばせる。この間、もちろん給料は払い続ける。
<br />　一人前の大工を育てるには、15年、20年という長い年月と膨大な費用がかかる。工務店に任せておけばいいと考える人もいるが、一見遠回りのようでも、良質な住宅を確実に提供していくには、自前の大工を育てていくしかないと考えている。修了生は今までで、既に200人以上。その多くが会社の中核として活躍している。地道な活動ではあるが、着実に身を結んでいる。
<br />
<br /><strong><span style="color:#990033">
<br />三森久美　（大戸屋社長）</span>
<br />「市場縮小控え、大胆に戦略転換」</strong>
<br />　海外ではヘルシーな日本食の人気が高い。また、アジアでは食材の鮮度管理がまだ確立されていないから、そうした技術を持ち込めば、大きなビジネスチャンスが広がる。これまで日本企業は製造業を中心に技術移転をしてきたが、外食などのサービス業でも進むだろう。
<br />
<br /><strong><span style="color:#990033">
<br />大山健太郎　（アイリスオーヤマ社長）</span>
<br />「地方企業は『変革の年』」</strong>
<br />　中国人は日本人以上にブランド志向が強いから、日本語の取扱説明書とPOP広告をそのまま付け、「日本ブランド」をアピールしている。
<br />　中国の都市部と日本の地方都市の人件費の差は、年々縮まってきているから、今後はますます、地方企業が中国市場を狙いやすくなる。特に、九州の企業は地理的にも近いから有利だろう。誰も彼も、東京を向いて仕事をする時代ではない。
<br />　大体、政府が地方間格差を埋めようとするから、地方企業が努力しなくなる。
<br />
<br /><strong><span style="color:#990033">
<br />松井利夫　（アルプス技研最高顧問）</span>
<br />「中国人の雇用・活用が加速する」</strong>
<br />　当社では6年前から中国人の採用事業に乗り出したが、中国の学生は優秀だ。先日も、理工系の日本の大学生に出した入社試験を、中国人の新卒社員にやらせてみたら、中国人のほうが平均点が10点〜15点も高かった。
<br />　私は年に何度も中国に足を運ぶが、今の中国は日本以上に激しい競争社会となっている。沿岸部は豊かになってきたが、それでも学生たちには日本の若者にはないガッツがある。地方へ行くとまだ貧しいから、ハングリー精神が強い。日本でニートやフリーターが増えるのも、この豊かさのためだろう。
<br />
<br /><strong><span style="color:#990033">
<br />田口　弘　（エムアウト社長）</span>
<br />「古い業界にビジネスの芽がある」</strong>
<br />　2008年は「オープン」がキーワードになるだろう。2007年、食品偽造や建材の耐火性偽造など、企業の不祥事が頻発したことで、消費者は猜疑心の固まりになっている。従来の日本企業は消費者に十分な情報を提供してこなかったが、内向きの経営ではもはや許されない時代に入った。
<br />　ここにビジネスチャンスが生まれる。隠すのが当たり前だった情報をオープンにすれば、新しい商売になる。
<br />（中略）
<br />　私が創業した、金型部品などのカタログ販売会社ミスミも、業界では納入価格はクローズだったが、それをオープンにすることで成長したわけだ。
<br />　今後は、供給側の論理でビジネスを発想する「プロダクトアウト」から、顧客視点で商売をする「マーケットアウト」への転換が加速度的に進むだろう。
<br />
<br /><strong><span style="color:#990033">
<br />江副浩正　（ラ ヴォーチェ代表 リクルート創業者）</span>
<br />「不動産が値下がり、不況が来る」</strong>
<br />　国そのものが危機に立たされているのに、日本は依然、外国人労働者に対して閉鎖的だ。出稼ぎ労働者に厳しい規制をかけている。だから、外国人研修制度を悪用して外国人を低賃金で働かせるという企業も出てくる。
<br />　米国ではベトナムの難民を受け入れ、農業分野などの貴重な労働力にしてきた。多くの外国人に働いてもらえば、彼らからの税収入も得られる。外国人労働者の受け入れに門戸を開かなければ、日本は駄目になる。
<br />
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		<dc:subject>2008年、対海外の観点からみた企業経営の展望</dc:subject>
		<dc:date>2008-01-27T10:21:12+09:00</dc:date>
		<dc:creator>丸山　均</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
	</item>
		<item rdf:about="http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-77.html">
		<link>http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-77.html</link>
		<title>2008年、対海外の観点から見た企業経営の展望（その１）</title>
		<description>「貿易統計と円相場」編

「財務省貿易統計」および「日本銀行外国為替相場」その他政府関連サイトから集めた数値をエクセルでグラフにしてみました。2007年の輸出入額は12月中旬までの速報値をもとに算出した、”私の推計値”ですが、恐らく確定値とそう大きな狂いはないはずです</description>
		<content:encoded><![CDATA[ <span style="color:#009900"><strong>「貿易統計と円相場」編</strong></span>
<br />
<br />「財務省貿易統計」および「日本銀行外国為替相場」その他政府関連サイトから集めた数値をエクセルでグラフにしてみました。2007年の輸出入額は12月中旬までの速報値をもとに算出した、”私の推計値”ですが、恐らく確定値とそう大きな狂いはないはずです。”今日本で一番早く算出された貿易統計”のはずです。ご参照ください。
<br />
<br /><a href="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/20080114115935.gif" target="_blank"><img src="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/20080114115935.gif" alt="" border="0"></a><br clear="all">
<br />
<br /><a href="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/20080114115957.gif" target="_blank"><img src="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/20080114115957.gif" alt="" border="0"></a><br clear="all">
<br />さて、今回は大層な題名をつけてしまいましたが、最近の日経新聞の中から特に興味を引いた記事を２つ選んでみました。<strong>
<br />
<br />2008年1月11日、「YEN漂流　私はこう見る」伊藤隆敏氏の記事から抜粋</strong>
<br />＜いとう・たかとし　一橋大学教授、財務省副財務官などを歴任し、2006年から経済財政諮問会議の民間議員も務める。57歳＞
<br />
<br />「対ドル相場（名目）だけをみていると見誤る。円はすごく安い水準。日米で見れば約3％のインフレ格差が過去7年間続き、その分だけ円は実質的に安くなっている。1ドル＝100円でも昔の120円前後と同じ。輸出産業にとって大打撃ではない。主要通貨のなかでの円の価値を示す実質実行為替レートを見るべきだ」
<br />
<br /><strong>2008年1月10日、「YEN漂流　私はこう見る」松本大氏の記事から抜粋</strong>
<br />＜まつもと・おおき　87年東大卒。1994年に30歳で米ゴールドマン・サックスのゼネラル・パートナー（共同経営者）。1999年マネックス証券を設立。日本のネット証券の草分けの一人。44歳＞
<br />
<br />「今は日本の個人金融資産が1500兆円あり世界でも有数の規模。一人当たりのGDP（国内総生産）でもまだ高く資本市場にもそれなりの厚みがある。だが、2050年に中国のGDPは45兆ドルで日本の7倍以上になるという。インドなどの新興国も台頭しているし、米国も成長を続けるだろう。その中で日本が今の経済的位置を保ち、世界的な金融センターとして存在感を示せると考えるのはおとぎ話」
<br />
<br />「円高が進む間は預金を放っておいても日本人は世界の中で裕福になった。今の中国人が人民元資産を持っているだけでお金持ちになっているのと同じだ。逆に日本の地位が低下し円が安くなると、日本人は円預金をしているだけで国際的にはどんどん貧乏になる」
<br />
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		<dc:subject>2008年、対海外の観点からみた企業経営の展望</dc:subject>
		<dc:date>2008-01-11T09:15:27+09:00</dc:date>
		<dc:creator>丸山　均</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
	</item>
		<item rdf:about="http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-76.html">
		<link>http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-76.html</link>
		<title>世界一の中小企業（その７）</title>
		<description>高級作業工具を世界へ輸出する最強職人集団、マルト長谷川工作所

ペンチ、ニッパー専業メーカーとしては国内最大手で、欧米や東南アジアを含め世界20数ヶ国に製品を輸出し、アメリカではプラスチック用ニッパーでトップシェアを誇る会社があります。新潟県三条市に本社をおく</description>
		<content:encoded><![CDATA[ <span style="color:#009900"><strong>高級作業工具を世界へ輸出する最強職人集団、マルト長谷川工作所</strong></span>
<br />
<br />ペンチ、ニッパー専業メーカーとしては国内最大手で、欧米や東南アジアを含め世界20数ヶ国に製品を輸出し、アメリカではプラスチック用ニッパーでトップシェアを誇る会社があります。新潟県三条市に本社をおく<a href="http://www.keiba-tool.com/" target="_blank" title="マルト長谷川工作所"> ”マルト長谷川工作所” </a>です。
<br />
<br /><a href="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/keiba.jpg" target="_blank"><img src="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/keiba.jpg" alt="" border="0"></a><br clear="all"><span style="color:#990000">＜世界が認める「KEIBA印」の作業工具＞</span>
<br />
<br />ペンチと言えば、今では100円ショップでも売られていますが、同社の最高級品は、一個6万円（オーダーメード品）もするそうです。しかも驚いたことに、同社のベストセラー、プラスチック用ニッパーの最大の輸出国は中国なのです。
<br />
<br />中国人が安い自国製品を使わず、わざわざ飛びぬけて値段の高い同社製品を使う理由は何なのでしょうか？
<br />
<br />その理由は、同社の製品を使えば、工場の作業員が手を痛めない、長時間使い続けても腱鞘炎になりにくい、長持ちする、という点で費用対効果が高いからなのだそうです。それだけ同社製品は、圧倒的な人気と信頼感を誇っているわけです。
<br />
<br /><a href="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/penchi.jpg" target="_blank"><img src="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/penchi.jpg" alt="" border="0"></a><br clear="all"><span style="color:#990000">＜ハイグレードシリーズ　ザ・ペンチ　標準価格3,140(税別)〜5,460(税別)　同社ホームページより＞</span>
<br />
<br />とはいえ、中国・台湾・韓国の低価格攻勢、大量生産から多品種少量、変種変量への転換という趨勢は、作業工具の分野も例外ではありませんでした。
<br />
<br />同社の生産量はピーク時の450万丁から240万丁へと半減し、逆に製品の種類は、主要12品目から1,200仕様へと100倍に増加しました。
<br />
<br />こうした状況に対応するために、1996年から取り組み、大きな成果をあげているのが、「ジャスト・イン・タイム」を究極の目標に、トヨタ生産方式を応用した独自の生産管理システム、MPS（マルト・プロダクション・システム）です。
<br />
<br />MPSにより、1995年には在庫が約97万丁あったのが、現在は20万丁にまで縮小（80％減）し、金額ベースでも3分の1にまで減少したのです。また工数削減によって、劇的な経済効果をあげています。
<br />
<br />ムダ、ムリ、ムラをなくすために行う標準作業の実践に用いる作業書も非常に細かく、作業者の一挙手一投足を標準化し、一目盛り0.5秒のマス目に合わせてグラフ化します。素材を手に取り、1秒歩いて次の工程に移り、1.5秒でセットして、機械が3秒動いて・・・・・トータル何秒で出来上がる、という具合です。
<br />
<br /><a href="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/pinset.jpg" target="_blank"><img src="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/pinset.jpg" alt="" border="0"></a><br clear="all"><span style="color:#990000">＜ニューセラミックチップ付ピンセット　S形標準価格8,360(税別)　同社ホームページより＞</span>
<br />
<br />全社員がライン単位でチームをつくり、半年単位で徹底的にカイゼンに取り組みます。作業者の体形や歩幅に合わせたレイアウトづくりなど、数十項目におよぶ「泥臭いカイゼン」を繰り返すことで、チリのような秒単位の削減が積もりに積もって、数万時間の作業時間短縮につながっているのです。
<br />
<br />しかし、品質・性能については妥協を許さず、中国メーカーなら10分以内で済ませる、焼入れ後の焼き戻しを、同社では4時間もの時間をかけています。
<br />
<br />また、同社は検査工程を独立させず、各工程ごとに全員が全数検査をする「全員検査員」という考え方で品質管理を行っているため、工程内不良率は0.01％レベルとのことです。
<br />
<br />（以上、洋泉社の「中小企業ですがモノづくりでは世界トップです」木村元紀著を参照）
<br />
<br />一見ハイテクとは無縁に見える作業工具なので、途上国からの安値攻勢でさぞや大変だろうと思いきや、逆に中国をはじめとするアジア各国へ輸出していると言うのですから驚きです。
<br />
<br />徹底した効率経営ときめ細かな原価計算、ユーザーのかゆいところに手が届くように豊富な種類をそろえた多品種少量生産、そして超高品質にこだわり続ける飽くなき職人魂・・・・まさに「なりは小さくとも百獣の王」と呼ぶにふさわしい企業でしょう。
<br />
<br />さらに加えて現在では、作業工具とは別の”超高級品を求める市場”を開拓しています。1本30万円もする”カリスマ美容師”の「はさみ」や数千円もする「耳かき」や「つまようじ」、”ネイルアート”専用の高級「爪切り」などニッチな市場でその卓越した技術を活かそうとしています。
<br />
<br />「マルト長谷川工作所」は今年で創業から満83年、現在従業員数124名、売上高12億7千万円（2006年12月実績）で、現在3代目の長谷川社長の次に4代目も控えているようです。まだまだこれからも発展し続けるでしょう。
<br />
<br />私たち翻訳業界にも大変参考になる、模範となる企業なのかもしれません。
<br />
<br /><a target="_blank" href="http://www.translator.jp/rank/vote.cgi?id=1"><img src="http://translate.hp.infoseek.co.jp/banner3.gif" border="0" alt="翻訳ブログ人気ランキング参加中"></a> ←「翻訳ブログ」人気ランキング参加中！ ]]></content:encoded>
		<dc:subject>世界一の中小企業</dc:subject>
		<dc:date>2007-11-20T15:36:29+09:00</dc:date>
		<dc:creator>丸山　均</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
	</item>
		<item rdf:about="http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-75.html">
		<link>http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-75.html</link>
		<title>世界一の中小企業（その６）</title>
		<description>船舶用プロペラで世界シェア30％弱、ナカシマプロペラ

岡山市に本社を持つナカシマプロペラ株式会社</description>
		<content:encoded><![CDATA[ <span style="color:#009900"><strong>船舶用プロペラで世界シェア30％弱、ナカシマプロペラ</strong></span>
<br />
<br />岡山市に本社を持つ<a href="http://www.nakashima.co.jp/index.html" target="_blank" title="ナカシマプロペラ株式会社">ナカシマプロペラ株式会社</a>は、国内でほぼ70％、世界で30％弱のシェアを持つ世界最大の船舶用プロペラメーカーです。
<br />
<br />まず、この会社の過去のおいたちがなかなか興味深いので、今の話をする前に、少しその歴史に触れてみます（以下「世界を制した中小企業」黒崎誠著、講談社現代新書より要旨を抜粋）。
<br />
<br />ナカシマプロペラの前身は、現社長の祖父である中島善一氏が1926（大正15）年に設立した「中島鋳造所」でした。
<br />
<br />その後、苦労をして漁船用プロペラの会社として成長し、やがて軍需工場としても発展します。しかし、1945年の大空襲により、岡山市は火の海となり、同社の工場も全焼。終戦後には、軍からの需要もゼロとなります。
<br />
<br />またゼロからのスタートとなったわけですが、同氏は再建を決意し、旧海軍のプロペラ設計者を雇い入れて技術の向上を図ります。
<br />
<br />その後、先端機器を積極的に取り入れるなどの積極経営で、国内第2位のシェアを確保するまでに成長します。
<br />
<br /><a href="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/11_pai[1].jpg" target="_blank"><img src="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/11_pai[1].jpg" alt="" border="0"></a><br clear="all"><span style="color:#990000">
<br />＜PAIプロペラ（同社のホームページより）、人間と比べてその巨大さがよくわかります＞</span>
<br />
<br />しかし、1970年代後半に入ると、今度は韓国などの追い上げにより、日本の造船業界は厳しい構造不況に直面します。同社も、人員削減などの合理化を行うと共に、旧海軍出身者をはじめとする技術者を積極的に採用してきたことが花を開き、高い技術力でこの苦境を乗り切ります。
<br />
<br />こうした努力の結果、ナカシマの国内シェアは35％程度まで伸びるのですが、どうしてもシェア40％を誇るトップメーカー、神戸製鋼所には追いつきません。
<br />
<br />ところがこともあろうに、この神戸製鋼所が、鉄鋼不況の合理化の一環としてプロペラ部門から突如、撤退してしまいます。
<br />
<br />その結果、ナカシマは一挙に国内シェア70％というトップメーカーに躍り出ることなります。
<br />
<br />（以上で要旨抜粋を終了）
<br />
<br />さて、ここでプロペラ部門から撤退を決意した神戸製鋼所の決断が問題となります。当時の神戸製鋼所の経営陣は「どんな方法をとっても途上国との競争に勝つのは不可能」と判断したそうです。
<br />
<br />21世紀の現在、日本を含む世界の造船業界はかつてない大好況を謳歌しています。もっとも製鉄業界を含む重厚長大産業そのものが、かつてないほどの大好景気に見舞われているわけですから、先を見通す経営判断というものは、実に難しいものです。
<br />
<br />ところで、素人から見ると、たかが船のプロペラ（一般にはスクリューと言われていますが）に、そんな高度な技術が必要とは思えないのですが、どこにそんな先進技術が潜んでいるのでしょうか？
<br />
<br />船舶用プロペラに求められる要件とは、以下の4つだそうです。
<br />
<br />1.　強い推進力
<br />2.　1ヶ月以上も海中で回転する苛酷な使用条件でも故障しない耐久性
<br />3.　音や振動が少ない
<br />4.　高いエネルギーの効率性
<br />
<br />したがって、ナカシマのプロペラを使えば「製造コストは開発途上国のプロペラより割高でも、節約できるエネルギーを計算すれば1〜2年の航海で元が取れる」（前述の同著より）そうです。
<br />
<br />そして「10メートル近くある大きなプロペラの翼を100分の１ミリ単位で研削していく作業は、その道数十年の熟練工によって行われている。コンピュータを使った機械では、どうやってもできない」（前述の同著より）そうですから、まさに驚きの世界です。
<br />
<br /><a href="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/11_ihi[1].jpg" target="_blank"><img src="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/11_ihi[1].jpg" alt="" border="0"></a><br clear="all"><span style="color:#990000">
<br />＜二重反転プロペラ、通常のプロペラよりも高い推進効率が得られます（同社のホームページより）＞</span>
<br />
<br />このプロペラに限らず、いまだに熟練工の腕が、世界の技術を支えている、という話はよく耳にします。
<br />
<br />「技術力重視」「先端機器の導入による差別化」、「経営の選択と集中の判断」、「熟練工の腕による差別化」等々、「ものづくり」の世界だけでなく、われわれ翻訳業界にも学ぶ点はたくさんあると感じます。
<br />
<br />最後に、蛇足になりますが、私は一応「小型船舶操縦士1級」の免許を持っているのですが、船のプロペラに大量の海草の藻が絡み、エンジンが停止し、あたふたしている間に、船が座礁してしまった、という怖い体験をしたことがあります。あれが大型船だったらと思うとぞっとします。
<br />
<br />海の上での一つ一つのパーツの信頼性は、陸上でのそれよりも、はるかに高度なものが求められる、ということだけは、実感としてよくわかります。
<br />
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		<dc:subject>世界一の中小企業</dc:subject>
		<dc:date>2007-10-31T14:10:58+09:00</dc:date>
		<dc:creator>丸山　均</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
	</item>
		<item rdf:about="http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-74.html">
		<link>http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-74.html</link>
		<title>世界一の中小企業（その５）</title>
		<description>標準歯車で国内シェア60％、小原歯車工業

以前このブログの中で「世界最小の歯車を開発した樹研工業」の事をご紹介しましたが、今度は「標準歯車」で圧倒的な強さを誇る歯車メーカー、</description>
		<content:encoded><![CDATA[ <span style="color:#009900"><strong>標準歯車で国内シェア60％、小原歯車工業</strong></span>
<br />
<br />以前このブログの中で「世界最小の歯車を開発した樹研工業」の事をご紹介しましたが、今度は「標準歯車」で圧倒的な強さを誇る歯車メーカー、<a href="http://www.khkgears.co.jp/index.html" target="_blank" title="小原歯車工業">小原歯車工業</a>（こはらはぐるまこうぎょう、略称KHK）をご紹介します。
<br />
<br />「歯車にはオーダーメイド歯車と標準歯車の２種類がある。オーダーメイド歯車というのは、顧客であるセットメーカーの設計図通りに製造した歯車。自動車メーカーの系列会社に多く、設計図に基づいて作るだけなので下請け的な要素が強い。一方、標準歯車というのは、歯車メーカーが自社の規格に基づいて作る歯車。大量生産が可能なので価格を抑えることはできるが、顧客のニーズに合った商品を出さなければ、系列外ゆえに生き残ることは難しい。この標準歯車でシェア60％を占めている企業が、小原歯車工業（埼玉県川口市）。」（「小さなトップ企業」日経ＢＰ社）
<br />
<br /><a href="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/main_st_gears[1].jpg" target="_blank"><img src="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/main_st_gears[1].jpg" alt="" border="0"></a><br clear="all"><span style="color:#990000">
<br />＜KHK標準歯車133品目、4,000種類の品揃え（同社のホームページより）＞</span>
<br />
<br />私はこの「標準歯車」の話を知ったとき、あの「<a href="http://www.mabuchi-motor.co.jp/" target="_blank" title="マブチモーター">マブチモーター</a>」の創業期の話を思い出しました。マブチモーターは今でこそ売上1,000億円を超える超優良の大企業ですが、やはりかつては小さな下請けメーカーでした。
<br />
<br />オーダーメイドによるモーター生産は、完全なる下請けだったため、「作ったけど売れない」というリスクが少ない反面、値段を抑えられ、利益を出しにくい、という体質がありました。
<br />
<br />しかも、おもちゃ用の小型モーターには季節要因による「繁忙期」と「閑散期」があり、「繁忙期」には、さばききれないほどの注文があるかわりに、「閑散期」には仕事がなくて頭を抱える、という状況があったそうです。
<br />
<br />そこでマブチモーターは、思い切って「オーダーメイドモーター」の注文を捨て、｢標準モーター」の生産に踏み切りました。
<br />
<br />そして馬渕社長自らが「これからは、様々なサイズのモーターを各種取り揃えますから、今後はうちの会社の仕様に合わせて、御社の製品をお作りください」と顧客巡りをして説得に歩きました。
<br />
<br />当然、下請けメーカーの社長にそんなことを言われて、顧客側が納得するわけがありません。「ふざけるな！顧客に向かって何を言う。二度とお前の会社の製品など買ってやるものか！」と多くの顧客が激怒したそうです。
<br />
<br />ところが、繁忙期、閑散期に関係なく、計画的に大量生産する製品は、当然コストが低く、なおかつ、ジャストインタイムに納品できるマブチモーターは、しだいに顧客の間の評判となっていきました。
<br />
<br />やがて一度逃げていった顧客達も、あちらのほうから戻ってきました。なにはともあれ、その圧倒的な価格競争力の魅力には勝てなかったからです。
<br />
<br />さて、小原歯車工業の話にもどります。
<br />
<br />「歯車は基本的な技術を持ったところであれば、どこで作っても大差がない。商品自体で差別化できないため容易に他社の追随を許してしまう。この対策として小原歯車工業が選んだ戦略が、『商品の種類』で差別化するというものだった」（前述の本）
<br />
<br />同社のホームページによると、現在4,000種類にもおよぶ歯車を取り揃え、自社倉庫に大量の在庫を抱えているそうです。そしてコンピュータを駆使して、在庫リスクの軽減を図っている、とのことです。
<br />
<br />オーダーメイドを捨て、標準仕様にすることによりコストを大幅に削減し、かつ圧倒的多品種をそろえることにより、顧客ニーズを確実にとらえて、他社からの侵食を防止する、結果として強力な顧客囲い込み戦略となる、ということでしょうか。
<br />
<br />「翻訳」は完全なる「オーダーメイド生産」であり、しかも、量産して「作り置き」できる商品ではありません。だからわれわれの業界とはまったく関係ない、と思うでしょう。
<br />
<br />しかし、遠い将来、いや、あるいはそう遠くない将来、「翻訳の作り置き在庫品バーゲンセール」なんて事態がおこるかもしれません。
<br />
<br />圧倒的大多数の良質な「翻訳メモリー」が、Web上に出現すれば・・・・・・。
<br />
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		<dc:subject>世界一の中小企業</dc:subject>
		<dc:date>2007-10-03T10:55:52+09:00</dc:date>
		<dc:creator>丸山　均</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
	</item>
		<item rdf:about="http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-73.html">
		<link>http://maruyama_jescorp.dtiblog.com/blog-entry-73.html</link>
		<title>世界一の中小企業（その４）</title>
		<description>オイル荷役ポンプで世界シェアの50％以上、シンコー

「シンコーは、タンカーが運んできた原油を陸上の精製施設に汲み上げるのに必要なオイル荷役ポンプで、世界シェアの50％以上を占めるトップメーカー。同社の生産が中止になったり、致命的欠陥商品を送り出すようになったりしたら</description>
		<content:encoded><![CDATA[ <span style="color:#009900"><strong>オイル荷役ポンプで世界シェアの50％以上、シンコー</strong></span>
<br />
<br />「シンコーは、タンカーが運んできた原油を陸上の精製施設に汲み上げるのに必要なオイル荷役ポンプで、世界シェアの50％以上を占めるトップメーカー。同社の生産が中止になったり、致命的欠陥商品を送り出すようになったりしたら、グローバルな経済活動に大きな影響が出かねない。中でも世界有数の原油輸入国である日本の経済が、壊滅的な打撃を受けるのは必至だ」（「世界を制した中小企業」黒崎誠著、講談社現代新書）
<br />
<br /><a href="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/pump.jpg" target="_blank"><img src="http://13.dtiblog.com/m/maruyama_jescorp/file/pump.jpg" alt="" border="0"></a><br clear="all"><span style="color:#990000">
<br />＜カーゴオイルポンプ　（同社のホームページより）＞</span>
<br />
<br />なんだか、先日ご紹介した自動車部品メーカーの話を思い出します。
<br />
<br />地震の被害でリケン（自動車部品メーカー）が、ピストンリングの生産をストップしたら、日本の全自動車メーカー（12社）の生産ラインが一時操業停止となり、12万台もの減産が余儀なくされた、という話です。
<br />
<br />この「<a href="http://www.shinkohir.co.jp/index.htm" target="_blank" title="株式会社シンコー">株式会社シンコー</a>」と言う会社の「概要」を同社のホームページから拾ってきました。
<br />
<br />【住　所】　　広島市南区大州5丁目7-21
<br />
<br />【事業内容】　　陸舶用各種ポンプ、蒸気タービン、各種省エネ自家発電プラントの設計・製作
<br />
<br />【資本金】　　 2億円 
<br />
<br />【従業員】  　　合計 604名　（男性549名、平均年齢43歳 女性55名 平均年齢33歳）　
<br /> 
<br />【売上高】  
<br />2000年10月期 130億円 
<br />2001年10月期 143億円 
<br />2002年10月期 208億円 
<br />2003年10月期 192億円 
<br />2004年10月期 202億円 
<br />2005年10月期 228億円 
<br />2006年10月期 246億円 
<br /> 
<br />【関連会社】 　 シンコーマシナリーズヨーロッパ、東洋機械、マスヤ工業 
<br /> 
<br />【主要取引先】 　 国内外の海運、造船、電力、ガス会社　etc  
<br />
<br />また、同社はつい最近（2007年9月）、経済産業省の「第2回ものづくり日本大賞」で優秀賞を受賞しています。
<br />
<br />世界中の原油供給に多大な影響を与えかねない、この「小さな巨人」の力はいったいどこにあるのでしょうか？<strong>
<br />
<br />1.　徹底的な顧客第一主義</strong>
<br />海外展開を始めた当初、南アフリカ近海を航海中の顧客タンカーのポンプに故障が発生した。すぐさまシンコーの修理要員は飛行機を乗り継ぎ、南アフリカへ飛び、そこからヘリコプターをチャーターして、数百キロ離れた洋上のタンカーへ向かい、タンカーが港に入る前に、全てのポンプの修理を終えてしまった。
<br />
<br />今では故障の報せがあれば、遅くとも翌日には、地球上のどこにでも技術者を派遣できる体制になっている。（前述の同著より）
<br />
<br /><strong>2.　技術第一主義</strong>
<br />鋳造製品の生産拠点を人件費の安い海外に移転させている企業は多いが、シンコーがライバル各社と逆の経営方針をとっているのは、自社で作ることによって、比較にならないほど高いクオリティの部品が製造できるからだ。
<br />
<br />この高品質の部品が、高品質のオイルポンプをつくり出し、強い国際競争力を生み出している。工作機械の使用などの無人化によってコストを引き下げる一方、「手作りでなければできない分野は国内で」とこだわっているのである。（前述の同著より） 
<br />
<br />世界一の中小企業各社に共通して言えることは、特定の分野で圧倒的な技術力を持ち、その<span style="color:#ff0000">技術力を自前の社員が支えている</span>、ということです。
<br />
<br />「技術力」と「他社との差別化」にこだわるのであれば、多くの翻訳会社も、これを見習わなければならなりません。
<br />
<br /><a target="_blank" href="http://www.translator.jp/rank/vote.cgi?id=1"><img src="http://translate.hp.infoseek.co.jp/banner3.gif" border="0" alt="翻訳ブログ人気ランキング参加中"></a> ←「翻訳ブログ」人気ランキング参加中！ ]]></content:encoded>
		<dc:subject>世界一の中小企業</dc:subject>
		<dc:date>2007-09-12T10:55:52+09:00</dc:date>
		<dc:creator>丸山　均</dc:creator>
		<dc:publisher>DTI-BLOG</dc:publisher>
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